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典座和尚のひとりごと

『禅文化』誌 精進料理連載第4回掲載

連載中の『禅文化』誌 精進料理の魅力、第4回記事が掲載されました。マンガ雑誌だと掲載順が最後になると連載打ち切りが近くなるのが定番・・・(ToT)まあ『禅文化』誌ではどう順を替えているのかは知りませんが、まだ後数回分の構想が残っております。打ち切られるか、連載終了まで無事たどり着けるか・・・読者の皆様の応援次第!なのかもしれません。なおマンガ雑誌の場合締め切りを過ぎて掲載が間に合わなくなりそうなときも最後の方に載るという都市伝説がありますが私は締め切りは守ってますよ!?是非ご覧下さい。
講演・法話・精進料理教室

大般若法要前の法話で予期せぬトラブル?!

3月上旬、県内某曹洞宗寺院にて法話をつとめました。このお寺では、一年に一度大勢のお檀家さんが集まって、諸願成就を祈願する大般若法要が行われます。せっかく多くのお檀家さんが集まる機会なので、曹洞宗の教えをより深く理解してもらうため、そして明日からまたがんばろうという気力が湧いてくるような法話を聞いてもらうのです。その寺の住職自身は、受付やら法要の導師の準備やらお弁当が届いたり急な欠席の電話がきたりと、てんやわんやの忙しさなので、こうした大きな法要の際は自分では法話をせず、別の寺の和尚に法話を依頼する場合がほとんどです。今回依頼されたお寺は、永平寺で役寮(修行僧の指導役)を務めておられる高僧です。本堂や庫裡もまだ十年ほどまえに新築されたばかりの素晴らしい伽藍でした。いつも通り少し早めに到着して控室で待っていると、あらら停電!建物の電気が全て消えてしまいました。まあでも通常ならばすぐに復旧するはずが、まったく回復の見込みはありません。ブレーカーも落ちていないし、いろいろチェックしてもダメ。しかし近隣の住宅は通電しているようなので地域停電ではなさそう。業者さんに連絡し、来てもらうことになりましたがもう説法が始まる時間になってしまいました。まあでもこういうトラブルに慌てているようでは禅僧の名折れです。雨が降り、真っ暗な本堂で、マイクもなくろうそくの明かりだけで法話を始めました。たまにはこういう真っ暗な中での法話もいいものですね。今回、配布したプリントの資料を見てもらいながらお話しを進める予定でしたが、雨で停電、この暗さでは高齢のお檀家さんにはプリントの文字が読めないだろうと思い、急遽お話しの内容をまるっきり変更し、別のお話をすることにしました。ですからこの写真をみてわかるように、本当に真っ暗です。カメラのストロボをつけてもこの暗さの中でした。お袈裟は茶色なのですが黒にしか見えませんね。私は声はでかいですからマイクはなくてもなんとかなりますが、やはりある程度の明るさは大事だということがよくわかりました。
講演・法話・精進料理教室

上州良寛会・講演講師をつとめました

新潟の名僧、有名な「良寛さん」を多くの方がご存じでしょう。泥棒が夜忍び込んだことに気付いていながらわざと布団を盗ませてあげたこと、タケノコが生えてきたので床板をはがして伸ばしてあげたこと、子供と仲良く鞠で遊んだり、かくれんぼに熱中して子供たちがとっくに家に帰った後もそれに気付かずずっと隠れていたことなど・・多くの逸話を残しています。そんな多くの人に愛されている良寛さんは曹洞宗の僧侶です。そうした逸話や、残された多くの明言を深く理解するには、曹洞宗の教えをきちんと理解する必要があります。曹洞宗の教え、しくみ、修行のようすなど・・・良寛さんを慕う会から依頼され、「峻厳なる禅風が醸した良寛師の慈愛」と題しまして良寛さんの言行と曹洞宗の教えを照らし合わせながら解説いたしました。良寛さんは新潟の僧ですが、晩年に随行された尼僧さんは群馬に縁があります。そんな地元群馬の熱心な方が集まった「上州良寛会」での講演、大変ありがたいご縁を結ぶことができました。各位に深く感謝申し上げます。
典座和尚のひとりごと

大本山總持寺のお土産 これは美味しい!「雲水さんせんべい」

神奈川県横浜市鶴見にある大本山總持寺を参拝した方からお土産を頂きました。その名も「雲水さん」国産海苔使用、手巻き煎餅とあり修行僧が互いにおがみあう姿が描かれています。開けてみると、海苔がおせんべいに巻かれた形が、まるで修行僧が黒衣をまとっている姿に見えるではありませんか!これは美味しい! パリパリの海苔が、香ばしいおせんべいととても良く調和しています。しかしこれ一つ一つ海苔を巻くのは相当な苦労でしょう・・・その手間は精進料理の心にも通じるものがあると感じました。いやーこれは初めて食べましたがとても美味しいです。總持寺内の受付向かいにあるお土産所で売られているとのこと。總持寺をお参りしたお土産として、お留守番の御家族やご近所の方にお薦め致します。私が頂いたのは上に「塩」とありますが、他に「しょうゆ」などの別バージョンもあるとのこと。なおいつまで販売しているか等、詳細は当方ではわかりません。總持寺への直接の問い合わせは修行の妨げになってしまいますので御遠慮下さい。あくまでも、お参りした際に売られていたら、ご縁だと思ってお求めになるのが良いでしょう。 
季節の精進料理

涅槃団子のレシピ_お釈迦様のご命日に

○涅槃団子とは お釈迦様がご入滅(お亡くなりになった)された2月15日を「涅槃会」(ねはんえ)と言います。曹洞宗ではお釈迦様がお生まれになった「降誕会」(ごうたんえ)、悟りを得た「成道会」(じょうどうえ)とあわせて「三仏忌(さんぶっき)」と呼び、丁寧な法要を行い、お釈迦様への報恩追慕を表します。 涅槃会ではお釈迦様がお亡くなりになった際の様子が描れた大きな掛け軸、「涅槃図」(ねはんず)を掲げ、「涅槃団子(ねはんだんご)」をお供えします。お寺によって涅槃会の法要の後、この涅槃団子を参詣者に放り投げ、拾ってもらう習儀があります。北陸地方に多い風習です。 涅槃会についてはお話ししたい点がたくさんありますが、今回はこの「涅槃団子」の作り方についてご紹介します。さまざまな作り方がありますが、私が今まで永平寺の台所、および永平寺東京別院で作ってきた製法です。色々な作り方があり、どれが正しいということはありません。特に、こねた後にはゆでて冷水で冷やして固めるという方法も根強く、大量に作る場合は便利だと思いますが、やはり私としては手間がかかっても蒸らした方が色つや、食感が良く仕上がると思います。 ぜひ、お釈迦様の涅槃会に合わせてご家庭でもお作りになって、お仏壇にお供えしていただきたいと思います。一般家庭では、13日あるいは14日の午後にお供えし、15日の夕方に下げて頂くのが良いと思います。固くなっていたらオーブンなどでお餅のように焼くと良いでしょう。 ○法事団子にも応用できます 色を付けず真っ白に作れば、四十九日忌、一周忌、三回忌などの法事団子になります。世代間継承が断絶しつつある現在、作り方がわからないという方が増えてきました。ぜひ一度試して欲しいと思います。なお地域やお寺によっては、49個作る、とか49個を一対=98個作る、というような数の指定がある場合も多いようです。 
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