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季節の精進料理

みょうがの味噌漬_令和元年お盆のお供え膳

シャキッとした食感と独特の風味が魅力的なみょうがの旬は秋ですが、夏の素麺の薬味としても人気が高いため、今ぐらいから天然物が市場に出回ります。今年のように暑い夏には輪切りにして味噌汁や麺類にまぶすだけでも落ちがちな食欲を刺激することができ重宝します。 今回はこのみょうがを味噌漬けにしてみます。七月盆のレ献立例では初心者向きをコンセプトとしているためカンタンにできる献立を中心にしましたが、八月盆は料理好きの方やベテランでも満足できるように少し手の込んだ献立を毎年紹介しています。そのため漬物も七月はすぐに漬け上がる浅漬を紹介しましたが今回は比較的じっくり漬ける味噌漬です。少なくとも丸一日、できれば三日以上漬けて頂くことで味噌の深い風味が染みこんで非常に美味しい味わいを楽しむことができます。時間が無くて一日しか漬ける時間が無い場合は、みょうがを刻んで盛り付けたら味噌をうつわに添えて、からめるようにして食べれば漬け時間の不足を補うことができます。 味噌はなるべく塩気の少ない、甘めの味噌が良いでしょう。しょっぱい味噌を使う場合は、砂糖を増やして調整します。 ○みょうがの味噌漬のレシピと調理手順
典座への道(精進料理基礎指南)

令和元年大豊作の梅作務

令和になって初の梅収穫時期を迎えました。 寺の裏山には精進料理に欠かせない梅の木がたくさん植えられていて、昔から修行僧たちの貴重な食糧となってきました。とてもたくさん実がなる年もあれば、そうでない年もありその差はかなり大きいものです。なるべくたくさん採れるように、延びすぎた枝の剪定や、肥料をあげたり除草をまめにしたりと、1年間かけてたくさんの手間をかけているのですが、例えば剪定もその時々の加減が難しく、良かれと思って切ったのが今ひとつだったり、逆に予想外に良かったりとなかなか一筋縄ではいかない奥深い世界なのです。できるかぎりの努力を重ねていても、梅の花が咲く時期に天候が悪かったりすればアウトです。 また感触としては梅の木にも体力や調子のような要素があり、毎年毎年大量の実をならしていたら身が持たん、という面があるような?そのためたくさんの実をつける年が数年に一度あって、後は普通の年と、激減する年と、波のようなものがあって一定では無いように感じています。 そんな中、今年は大量収穫の大豊作でした。これだけたくさんの実がなると、一年間の苦労が報われるような気がします。令和になった節目の年に大豊作、これは幸先良いです(^○^)
典座和尚のひとりごと

『禅文化』誌253号発刊_精進料理記事連載

精進料理連載も第5回となり、いよいよ修行道場における台所修行についての話が始まりました。禅寺の精進料理について知りたい方はぜひご一読下さいませ。 他の記事も大変見どころのある名文ばかりですが、私としては特に今号「竹篦子の話」と「民俗学から見る仏教行事上」の2記事がとてもためになりました。
季節の精進料理

煮汁の味付けご飯_令和元年7月盆の

 精進料理ではなるべく無駄を出さずに食材を使い切ります。煮物に使った煮汁も同様で、そのまま捨ててしまうのではなくなんとかしてリサイクル・再利用・流用できないか工夫します。もちろんそうはいっても利用できない場合もありますが、よく使うのが煮物を作るために作った煮汁をご飯を炊く際に混ぜ込む「味付きご飯」です。これは・・・まずはずれることなく美味しく仕上がります。今回は味をはっきり理解してもらうために何も具を入れませんでしたが、煮崩れた煮物のカスや端材などを加えることも良くあります。大根の汁のようなあっさり系の味、厚揚げのようなコッテリ系、少し油分が加わった煮汁など、煮物の傾向によって仕上がりが変わります。今回は両方を混ぜる形で紹介しましたが、お好みによってどちらか片方だけにしても良いですし、また薄くしたり濃くしたりするのも自由です。肝心なことは煮汁も無駄にしないようにするという心構えです。お盆のお供え膳として、みほとけの教えを実践する精進料理は最適だと思います。そしてなおかつ美味しく仕上がるという、もういうことない一品です。煮汁だけだと少し薄くて物足りないという方はしょうゆを適宜加えると良いでしょう。
季節の精進料理

ナスの揚げびたし_しょうがじょうゆ_令和元年7月盆のお供え膳

〇ナスの揚げびたし_おろししょうがの特徴と魅力 この時期、おいしいナスが安価で出回ります。夏の太陽を浴びて育ったナスは低カロリーで腹持ちもよく、精進料理には欠かせない食材です。油で素揚げすることでナスの紫色がみごとにきれいに現...
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