『大法輪』3月号特集記事を書きました

大法輪3月号で執筆

仏教誌『大法輪』3月号(本日2月8日発売)の特集で記事を執筆しています。

特集「今さら聞けないお寺と法事の疑問に答えます」

特集は5つの章に分かれています。

○お寺についての疑問

御本尊って? 寺と神社はどう違う? なぜ木魚というの? 参拝のマナーは? 等

○仏像についての疑問

なぜ人は拝むの? なぜ、いつ、どこで、仏像は作られたの? 正しい拝み方は?

○仏事についての疑問

葬儀に僧侶は必要? なぜ黒い喪服を着るの? 回向とは?

○仏壇・お墓についての疑問

位牌って何? 塔婆には何が書いてあるの? 過去帳って何?

といった、今さらすぎてなんだか聞きにくいというような、とても基本的な疑問ばかりを各章10項目程度設定し、難しい用語をなるべく避けてわかりやすく、しかもその多くが斬新な角度で解説されています。

私が担当したのは

○僧侶についての疑問 10問(目次画像参照)
重要なトップバッターです。責任の重さに身が打ち震えます。

大法輪さんといえば私が中学高校大学のころは硬派でハイレベル、僧侶が読んでもイマイチ理解できない高難度の記事が並び、一生懸命背伸びして読んだ専門書籍です。いまでも号によっては名だたる大学教授や研究者がズラリと執筆する専門的な特集もありますが、今回は(私の理解では)あえてそうした先生方を避け、現場の布教に携わっている住職ばかりに依頼したのだと思います。つまり、学者さんが書くような感じではなく住職がお檀家さんに説明するような感じの読みやすい内容にしてね!という意図なのだろう、と(勝手に咀嚼して)受け止めました。

大法輪3月号で執筆

原稿依頼を受けた時、正直言って悩みました。よほど特殊な依頼や非常識な条件でない限りはできるだけ引き受けるようにしていますが、今回のお題を聞いて、これはかなり難しいなあ、と直感しました。なぜならば、質問自体がシンプルで単純、なおかつ仏教の根本的な部分なだけに、規定の文字数内でしっかり説明するというのはかなり考えないと表現できないからです。
さらに、もし対象者が曹洞宗のお檀家さん限定で回答すればよいのなら、住職なら誰でもお檀家さんに聞かれた疑問に対してふだんから回答しているので、文章に起こすのが苦手な人でなければまあ難しいことではないと思います。しかし、本誌は曹洞宗だけでなく、仏教すべての宗派、さらにいえば今回の場合神道や、山伏系などの民間習俗の流れまで、わが国の宗教すべてを対象にして広く回答しなくてはいけません。具体的な例をあげれば、たとえばスマホのアプリをインストールする方法を説明する際に、アイフォンの場合はこうです、とだけ書いたのでは他社のスマホ利用者にとって価値のない内容になっててしまうわけです。かといって全ての機種やバージョン全部を網羅して書くのはページがいくらあっても足りませんし、調べきれないですよね。

ここが今回最も苦労した点で、かつ面白かった点でもあります。年末年始の時間がない中、なんとかまとめた拙文、よろしければ御高覧ください。

大法輪3月号で執筆

なお・・・個人的には大学で大変お世話になった奈良康明老師遷化に際し、法友老師からの追悼寄稿に涙してしまいました。最近は大本山永平寺の西堂として、素晴らしい講話や説戒で実践的な仏教を学ばせていただいていただけに、遷化を惜しみ悼むばかりです。老師の眞位増崇を祈念致します。

 

なお大法輪誌は小さい書店には入荷しない場合が多いので、取り寄せを依頼するか、ネット書店での注文をお奨めします。

 

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