とうもろこしと枝豆ご飯の俵巻_平成30年8月盆のお供え精進料理膳

とうもろこしと枝豆ご飯の俵巻

とうもろこしと枝豆ご飯の俵巻

◇とうもろこしと枝豆ご飯の俵巻の魅力と特徴

当地で獲れた今年のとうもろこしは非常に甘かったです。雨が少なく晴天が続いたことが理由でしょうか。この糖度の高いとうもろこしと、同じく当地名産の枝豆をご飯の具にしておむすびにします。

お盆にはお墓参りが欠かせませんが、お墓が遠くて半日がかりのお宅も増えています。また地域によってはお盆のお迎えでお墓に行ったら墓地のすみにゴザをしいてお弁当を広げて親族一同大宴会を行う風習もあります。いずれにせよお盆のお墓参りに野菜の具が入ったおにぎりを用意して持参し、たまにはお墓の前でゆっくり故人を偲びながら共に食べるひとときを過ごしてみてはどうでしょうか。もちろんご自宅でのお供えにも適しています。

おにぎり型に握るのも良いですがお供え膳の体裁に合うように、今回は俵型に握ってみました。海苔を巻くほかに、大葉を巻いてみるのもまた変わった風味になって見栄えも良くなります。大葉が固い場合は濃い塩水に5分ほど漬けて水ですすぎ、柔らかくしてから巻くと良いでしょう。
枝豆は炊き込んだ方がご飯に味が移って美味しくなりますが、彩りを優先するなら炊きあがった後に枝豆を混ぜれば緑が映えます。その分少し枝豆が固く感じるため、あと混ぜ式の場合は少し柔らかめにゆでてから混ぜましょう。

◇とうもろこしと枝豆ご飯の俵巻の調理手順とレシピ

1 お米1.5合を研ぎ、ザルに15分ほどあげてから炊飯器に入れ、酒大さじ2、塩小さじ1/2を加えてから1.5合の目盛まで昆布ダシ(または水)を入れます。1.5合で俵巻6個分です。1人2個としたら3人分になります。

とうもろこしと枝豆ご飯の俵巻

2 人参20gを細かく切ります。彩り目的なので身の良い部分ではなく切れ端やヘタなどを利用します。

とうもろこしと枝豆ご飯の俵巻

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3 1の炊飯器に2の人参、粒とうもろこし50~70g、枝豆30~50gを加えます。

とうもろこしと枝豆ご飯の俵巻

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4 炊飯し、蒸らし終わったら粒胡麻大さじ2を加え、上に集まった具をよくほぐします。

とうもろこしと枝豆ご飯の俵巻

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5 6つに分け、俵型に形を調えます。お好みでおにぎり型にしても良いでしょう。

とうもろこしと枝豆ご飯の俵巻

6 海苔、または良く洗った大葉を巻いて、昨日紹介した紅生姜を添えて盛り付けます。

とうもろこしと枝豆ご飯の俵巻

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