菜の花とエノキの磯辺巻天麩羅_平成30年春彼岸のお供え精進料理膳

菜の花とえのきの磯部巻天麩羅レシピ

菜の花とえのきの磯部巻天麩羅レシピ

◇菜の花とエノキの磯辺巻天麩羅の概要とポイント

本日から、平成30年春彼岸に入ります。当ブログでも恒例のお供え精進料理膳レシピの連載を始めます。

まず1点目は菜の花を海苔で巻いて天麩羅にし、春の香りを仏さまにお供えしてください。菜の花だけでは少々苦みが勝ってしまいますが、えのきだけを加えることで、柔らかい食感と少々のヌメリ気が加わり、マイルドになってバランス良い風味に仕上がります。

えのきだけはバラバラにほぐれないよう、根の部分ギリギリまで使って切ることがポイントです。その分長く仕上がるため、一口で食べるようなもてなし料理の場合は、写真のように適宜切って盛り付けて下さい。それによって具材の断面がよく見えて料理としての楽しさも増し、見栄え良くなります。

天麩羅粉で包むことにより、周りはカラッとした食感、中はエノキの柔らかさと、菜の花のシャキシャキ感が絶妙のハーモニーを生み出します。彩りを重視するなら細切りにした人参を加えて、赤色を足しても良いでしょう。

菜の花とえのきの磯部巻天麩羅レシピ

◇菜の花とエノキの磯辺巻天麩羅のレシピと調理手順

1 板海苔全型2枚を1/3に切ります。この幅は菜の花の長さに合わせるため、エノキや菜の花が短い場合など、食材の状況によっては1/4でもかまいません。

菜の花とえのきの磯部巻天麩羅レシピ

2 菜の花100g、えのき150gを海苔の長さから少し出るくらいの長さに切ります。一口で食べられる長さも考えて調整します。えのきは根の部分がバラバラにならないようにしてます。

この分量で6巻分作るように分量を調整します。

菜の花とえのきの磯部巻天麩羅レシピ

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3 具がきつく締まるように詰めながら巻き、終わりの部分は海苔を重ね、楊枝を刺して留めます。

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4 天ぷら粉100gに塩少々を加えてよく混ぜてから水130~150mlを加えて溶き、3をからめて180度の油で揚げます。天ぷら粉を全体にまんべんなくからめても良いのですが、海苔の部分と菜の花の部分を少し露出させた方がアクセントとなり見栄え良く仕上がります。

菜の花とえのきの磯部巻天麩羅レシピ

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まずは片面をじっくり揚げ、火が通った頃を見計らって裏返し、両面がきつね色に揚がったら良く油を切って取り上げます。楊枝を抜いて盛り付けます。

菜の花とえのきの磯部巻天麩羅レシピ

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