『はじめての精進料理』(東京書籍)発刊

先日少しだけ紹介した『はじめての精進料理』ですが、発売日が6月17日ごろと決まり、ようやく当方の手元にも見本誌が届きました。

5年ぶりの新刊書、自信を持ってお薦めいたします。

ふり返りますと、本書は「本物を伝えよう」を合い言葉に制作されました。
たいそう立派なテーマですが、言葉で言うのは簡単でも実行するのは非常に大変で、本書の作業は今までの中で最もつらいものでした。

制作期間は約半年、パソコンで打ち込んだ文字数は主なところだけでざっと8万3千文字。
もちろん内容は異なりますが、単純比較して大学の卒業論文が400字詰め原稿用紙で100枚書いて約4万字でしたから今回は卒論の倍以上の文字数を執筆したことになります。

料理撮影も、通常の倍くらいの時間がかかりました。それもそのはず、普通は仕上がり写真だけを撮るわけですが今回は料理プロセスカットが必要で、これがまた時間も材料も倍以上かかります。撮影期間中は夜中3時の真っ暗な中起床して準備を行い、朝8時くらいから夕方6時くらいまで撮影を続け、片付けと翌日の準備を夜9時過ぎまで続けるというそりゃあもう脚が棒になるような過酷な撮影期間も今はもう良い想い出です。

当然ながらその後の編集やら校正やらも何倍もの時間と手間がかかり、もちろん私だけでなく今回の書籍に関わったすべての方々がみな大変な作業に耐えてようやく完成したのです。

正直いって、これだけの食材費や人的労力を正直に価格に反映したら、おそらく定価3000円くらいにはなってしまうと思います。
市販の類書をみても、プロセス写真が豊富な専門書は5千円とか7千円の定価もざらです。

しかし今回はとにかく「本物を」多くの方に届けるという主旨のもと、そうした原価やコストは考えず、入手しやすい価格をまずはじめに設定して制作が開始されました。
正直いってこの値段でこの内容は、もう次は無理だと思います。
まあ何を言いたいかといえば、本書ははっきり言って非常に「お買い得」だと言うことです。

関わったスタッフの方全てが本書の主旨に賛同し、利益抜きで頑張ってくださった集大成が本書です。
是非皆の熱意を手に取って確かめていただきたいと思います。

紹介ページはこちらです。

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