マッキントッシュパソコンの改造

もう十五年以上ウインドウズ機を乗換使用していますが、料理写真の仕事だけはMac(マッキントッシュ)パソコンを使っています。

購入して7年ほど経つので本来はもう買い換えの時期です。
というのも最近はデジタルカメラの性能が上がり、一枚あたりの撮影データ量が格段に増えています。 それは画質が向上しているということですから良い事なのですが、それを保存し加工するパソコンの能力が追いつかなくなってしまっているのです。

料理写真を撮影する際はカメラとMacをケーブルで接続し、シャッターを押すとそのままMacのモニターに画像が表示され、写真の内容を細かくチェックすることができるのですが、画像のデータ量が増えたことにより転送時にメモリー不足でフリーズが発生したり、また保存しておくハードディスクの容量がもうそろそろ満杯になってしまいます。

かといって写真撮影だけのために新しいMacに買い換える気にはなりません。料理写真関係以外ではウインドウズ機を事務などで使っていてそちらの維持費や買換積立も必要ですし、Macはメモリーとハードディスク以外の機能は問題ないので買い換えはもったいないと感じるのです。

そこで自分でなんとかすることにしました。


まずiMacのモニターパネルを外します。磁石で貼り付いているため、ふだん壁面でタオルをぶらさげている強力な吸着フックをつけて引っ張るとパカッと取れます。


精密な部品がビッシリ隙間無く詰まってます。タワー型のウインドウズパソコンの場合、機能拡張やパーツ交換を前提としているので、本体も開けやすく、またパーツ交換もワンタッチでできる場合が多いのですが、iMacは基本的にユーザーが開けてはいけない前提になっていて、開けるとサポートが効かなくなりますのであくまでも自己責任になります。まあ7年前のパソコンだと下取り価格はほとんど見込めませんし、このままでは使えないのですからダメ元で挑戦です。

ただし、今までもウインドウズパソコンはしょっちゅう改造してますし、半年に一度中を開けてホコリの掃除をしていますからこうした作業には慣れていますが、初めての人にはお薦めできません。

いうまでもなく、マッキントッシュだけが整備性が悪くてウインドウズが悪い、といいたいわけではありません。ウインドウズでも小型パソコンやノートパソコンは拡張性が低くパーツがビッシリ詰まっていますし、MacにもMacProというハイエンドタイプはウインドウズのタワー型と同じように拡張できます。ただしお値段が・・・ちょっと私の仕事では手が出ませんね。


全面パネルを外すとネジが露出します。特殊なネジ頭のため普通のドライバーでは外せません。
外したネジは長さが違うため、どこにどのネジが締めてあったか記録しておきます。


外装とモニター表示部を順に外していくと心臓部に至ります。今回、中央のハードディスクをまず交換しました。320GBから一気に2TBへと、約7倍に増えました。これでデータ容量を気にする必要はなくなります。
戻す際は特に画面に触れてしまうと跡が残るので注意します。私はデジタルカメラのセンサーを清掃する際に使うアルコールと専用の拭き取り紙できれいにしてから戻しました。


そしてメモリーの増設。公式的な最大メモリーいっぱいまで積んであったのですが、ネット情報によりこの4GBのメモリーを2枚載せると、6GBまで認識されるとのこと。6GBあれば転送フリーズもだいぶ改善されると思います。

7年前は存在すらしていなかった高容量のメモリーやハードディスクも、技術が進んで驚くほど安く購入することができました。買い換えに比べればものすごく少ない経費で性能アップを実感することができてとっても満足です。


ついでに内蔵電池を交換しました。パソコンの内部基板にはボタン型電池が入っていて、だいたい
買って3年位で切れますね。3年位でパソコンを買い換えるリッチな方は気にする必要ないのですが、内蔵電池が切れるとパソコンの日付と日時がいちいちリセットされてしまい、エラーの原因になります。このMacでも電池が切れて日付情報が維持できなくなり、起動するたびに西暦19××年に戻ってしまいエラー表示が出て困っていたのでこの際ついでに改造しました。

というのもウインドウズ機なら簡単にカバーを脱着できるので切れたらすぐに自分で交換できるのですが、このIMacは開閉がかなり面倒で、もうなるべく開けたくありません。そこで内蔵電池部分に電線をハンダ付けして機体の外に出し、外側で電池交換できるようにしました。ボタン電池用の電池ボックスは数百円で売ってます。これを本体の裏側に隠しておけばいつ電池が切れても困りません。

なお改造の詳しい手順やコツやヒントはネット上で簡単に収集できます。もちろん本来自分でやることではないので、あくまでも自己責任となります。別に私はお薦めしているわけではないので開けて戻せなくなっても関知しませんのであしからず。

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Posted by 管理主宰者・典座和尚