大法輪誌 特集『仏教の聖なる言葉』に執筆

大法輪6月号仏教の聖なる言葉

いつもお世話になっている『大法輪』誌、令和になって最初の6月号が発刊され、拙稿が掲載されました。元号が新たになる節目の号に執筆できたご縁を大変有り難く感じています。

今回の特集は

「くりかえし唱えたい 仏教の聖なる言葉」です。

「仏さまのお名前や、短い真言、お経などの聖なることばを日々の暮らしの中でくりかえし唱えましょう。その言葉はいつでもどこでもあなたと共にあり、人生の強い味方となります」特集の見出しにはこう書かれています。

特集は4部構成となっています。

第一部「南無○○という言葉」

第二部「短い真言、陀羅尼」

第三部「短いお経」

第四部「上座部仏教とチベット仏教の短い言葉」

この中で私はトップバッターの「第一部、三宝への帰依の文」と第二部「詳細妙吉祥陀羅尼」を受け持ちました。

大法輪誌の企画をここ何十年の長いスパンで俯瞰すると、ここ数年は特に、非常に攻めたアグレッシブな傾向だと感じています。ありていで無難な企画を一歩踏み越えて、読み手にとって非常にためになり、興味を惹かれる企画が増えています。編集部から、「今回はこれこれこういう主旨で企画を立てました。ついては、○○について執筆を担当していただけませんか」という依頼電話がくるたびに、「う~ん、それはおもしろいですね!」と、自分が書くことを忘れて、一読者として読んでみたい!と思ってしまうほどです。やはりこうした時代ですから、無難な守りの姿勢だけでは未来につながらない面もあるでしょう。

ですから書く側としても無難な、型どおりの内容では申し訳ない、少し工夫して、ちょっと真新しい角度で書いてみよう、と書き手に思わせるわけです。無難な内容を書けばもめることもないのはわかっています。変わった角度で書けば読み手の評価も賛否両論、批判も出るであろうことは覚悟の上です。さて今回の原稿、どうお感じになるでしょうか。

そんな背景で発刊された令和最初の大法輪誌、特集の他にもとても勉強になるよい記事や、心洗われ安らかになる御仏の教え等が満載です。是非ご覧下さいませ。

大法輪6月号仏教の聖なる言葉

大法輪6月号仏教の聖なる言葉

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