とうもろこし街道

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当寺のすぐ近くを通る国道120号線の群馬北部側は別名「とうもろこし街道」と呼ばれています。

道路沿い一面にとうもろこし畑が広がっており、収穫したばかりの朝どりとうもろこしの直売所が道路沿いに何軒も並んでいるためにこの名がつきました。

直売所といっても規模は大小さまざまで、コンクリート造りのトイレ完備の大きなドライブインもあれば、丸太を組んでトタンで囲んだだけの簡素な掘っ立て小屋直売所もたくさんあります。
どの店も個性があり、立派だからといってとうもろこしの味が良いとは限りません。農家のおじさんが朝採ったみずみずしいとうもろこしが売られている掘っ立て小屋直売所の方が良い場合もあるし、逆にたまたま畑の作業が忙しくて数日収穫ができずに数日前のとうもろこしが置いてあることもないわけではありません。何軒も並ぶお店のどこに立ち寄るかを選ぶのも、その日の運も含めて楽しみのうちです。

直売所では山菜や豆類、リンゴなどいろいろな地元の農産物が並びますが、7月末~9月初旬あたりの主役はとうもろこしと大根です。
大根は畑から抜いたばかりの泥と葉がついた立派なものが1本50円~100円という格安で売られています。

大根は5月~11月くらいまで直売所においてありますが、今回はわずか二ヶ月しか売られる事が無い、旬を迎えているとうもろこしの下処理方法をご紹介します。
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まず皮をむきます。先端にはヒゲのような毛が伸びていますが、これはとうもろこしのめしべで、受粉して実がなります。このヒゲが実につながっているため、ヒゲの本数が実の数といわれます。
ですからヒゲが立派なとうもろこしを選べば実が詰まっているということになります。

新鮮なとうもろこしは、ヒゲをしっかり処理せずに蒸すと食べる時に口にからんで食べにくいのでこのヒゲをよく取り除くことが大切です。

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粒に噛み込んでいるヒゲもあるので、流水で良く流してしごき、ヒゲを取り除きます。

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蒸し器で蒸します。ゆでる方が簡単ですが、ゆでると水にうまみが溶け出してしまいせっかくの味が薄れてしまうので、蒸す方がお薦めです。火力は強火、お湯がなくなって空だきしないよう、充分な量のお湯を沸かします。

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火力にもよりますが10~15分ゆでると蒸し上がり、色が鮮やかな黄色になります。
上の写真の、ゆでる前のクリーム色っぽい薄い黄色と比べると色の違いがよくわかると思います。

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ゆであがったらザルにあげてしばらく余分な蒸気を飛ばします。
熱いからといって水で冷やすと味が落ちてしまうのでいけません。うちわで仰ぐ程度にしておきます。なおこのままほっておくと実が急激にしぼんで縮んでしまうことがあるので、このままかじって食べる場合は熱いうちに実を包むようにラップでくるんでおくと縮みません。

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このままだとがさばるので、大根のかつらむきのようにして実の粒の部分だけをぐるっとむくようにして切り離します。切れる包丁を使えば意外と簡単にできます。

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こうして軸の部分と実を取り除き、調理に使いやすいように、またがさばらないようにして下処理をすませます。
取れたてのとうもろこしはものすごく甘くてとろけるようです。うっかりしているとついついつまみぐいだけで空っぽになってしまうためグッと我慢です。
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使い切れない分は100~200gくらいずつ小分けにラップして冷凍庫に入れて保存します。

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