とうもろこしが旬の時期に作る精進コーンスープ、甘くて最高です。
砂糖の甘味とは全く異なる、自然の甘露味を紹介します。
まず数日前のブログで紹介した要領で、蒸したとうもろこしの実をかつらむきにします。
それをフードプロセッサーやミキサーにかけてどろどろにします。
水分がないとうまく回らない場合は、水か豆乳を加えます。
どろどろになったらそれを目の粗いザルなどで漉します。
漉し器だと細かすぎてなかなか漉せないので、穴の大きいザルがお薦めです。
これにより、とうもろこしの繊維分が取り除かれて口当たりなめらかで繊細な仕上がりになります。
この行程を省いて、繊維たっぷりのスープにしてもかまいません。
こんな感じで、ザルを通過しない繊維が残ります。これは捨てずにとっておき、明日紹介する別の料理に利用します。
あとは簡単、こしたとうもろこしを鍋に入れ、豆乳を加えてふきこぼれないように加熱するだけです。味はほとんど手を加える必要ありませんが、好みで塩を少し足す程度で良いでしょう。
彩りとアクセントに、枝豆ととうもろこしの粒を添えました。
焼きとうもろこしの粒を添えると、香ばしさが加わって趣が変わります。
また、冷やしてガラス容器に盛っても涼やかで残暑にピッタリです。
冷やす場合は、暖かいのと違ってドロドロになるので少し豆乳を多めにするか、水を足して薄めます。また少し塩を多めにした方が味がしっかりします。
生の採り立てとうもろこしでないとこの甘味は楽しめません。
ぜひともお試し下さい。
なお当地のとうもろこし街道では現在のところまだ1~2週間はとうもろこし販売ができる見込みです。