禅をきく会~南直哉老師の法話会沼田開催のおしらせ

私も所属している群馬県曹洞宗宗務所布教部で「禅をきく会」を開催致します。

ひと言で言えば、高僧を招いて法話を拝聴する会です。

平成28年11月21日

午後1時開場 1時30分開始 3時30分閉会予定

三東メモリアルホールセリオ沼田会館 (群馬県沼田市薄根町3522-1)

南直哉老師 演題「魂のゆくえ」

禅をきく会_南直哉老師

ただ、今回はあの有名な!青森県恐山の院代、南直哉老師です。眠くなるような退屈な法話会ではないことは確かです。あまり知られていませんが、恐山にあるお寺は曹洞宗なのですよ。死者の供養とは、現代を生きる私たちの苦しみ悩みにどう仏教が生きていくか、などなど永平寺で数十年修行なさり、多くの経験を積まれた南老師ならではのダイレクトなお話しが聴けることでしょう。

先だって、お釈迦様の教えをスライド上映し、イス坐禅の指導が行われます。その後南老師の法話が一時間三〇分程度の予定です。

南老師の法話となれば通常はよほどの縁がないと聴くことができないと思います。今回は曹洞宗の檀家でなくても誰でも聴講可能、しかも無料で、申し込みも不要です。ただし会場は座席が250席ほど用意され、あまり多い場合は遅く来た方は立ち見になってしまうかもしれません。会場には駐車場は200台ほど無料で停められ、最寄りのJR沼田駅からは徒歩だと10~15分くらい、開会前にはシャトルワゴン車が送迎する予定です。

会場はセレモニーホールですが、服装は平服でかまいません。

例年この時期に高崎駅のホテルの大広間を借りて開催していましたが、今回は場所を変えて大々的に行おうということになりました。地元沼田市での開催ということでとても力が入っています。強くお薦め致します。

南老師は数十年もの間永平寺で御修行なされ、都内寺院で若手僧侶の指導役を務め、何十冊も御著書を世に出されています。大寺院の老師なのに定期的にブログを更新!なさっており、毎回記事には300近くのコメントがつくすごい方です。ブログは難しくて理解困難なハイレベル専門記事も多いのですが、一般の方向けの講演は非常に人気で、いつも会場は順番待ちです。

南老師のブログ「恐山あれこれ日記」はこちら

昨年秋には、有道会関東大会にて宮崎哲弥氏との対談が行われ、恐れながらも私がコーディネーターを勤めさせていただいたご縁がございます。まあ南老師の法話をひと言で言えば、今までの老師の法話とはまったく違う、ということですね。小難しくてわけわからん法話でもないし、道徳的で良い子チャンの眠くなる法話でもありません。死とは、命とは、生きていくとは・・・そうした悩みにダイレクトに応えるまさに禅僧たる説法です。

一期一会のこのチャンスに、ぜひ脚をお運び下さい。

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