毎日暑い日が続いております。
群馬県は日本最高気温を連日記録しているほど暑い県です。まあ同じ群馬県でも、当地は北部の標高が高い位置にあるため、昼間は暑いのですが夕方になると涼しい風が吹き、夜は網戸にしていればまずエアコン不要なほど気温が下がり、熱帯夜はほとんどありません。うっかりそのまま網戸のままで眠ると朝方寒くて目が覚めてしまうくらいです。早朝のウオーキングはさわやかな風が気持ちいいほど涼しくて気持ちいいです。
さてそんな暑い日が続く中、今年もお盆の時期が近づいて参りました。お寺はこの時期特に忙しく、7月のはじめにはお供え膳の撮影を済ませて準備していたのですがやはり何かと時間が足りずに結局ブログで紹介するのはこの時期になってしまいます。同じように、皆さん方もこの土日でお盆の準備を始めないと間に合わなくなってしまうと思います。
つい最近、当典座ネットでは「お供え膳をつくろう」コーナーを見やすくリニューアルしました。
まだデザインや配置は改良する予定で、現在試験運用中ですが、昨年までよりも少しはアクセスしやすくなっていると思います。
お盆のお供えについて基本的な内容はまずこちらから→ご確認ください。
お盆で我が家に戻ってくる亡き親しき方やご先祖様のみたまを、手作りの精進料理でもてなす。きっと良いお盆になるでしょう。もちろん地域や家庭に伝わる作法や料理でもてなせば良いのですが、最近は核家族化や世代間の断絶によってそうした風習が継承されにくくなり、お盆といっても何をどう用意すれば良いのかわからない人が増えています。そうしたご家庭では、当サイトの記事を参考にしてお盆の用意を進めて欲しいと思います。
ではさっそく、今年のお盆のお供え膳レシピをご紹介しましょう。
本日はこの時期旬を迎え、店頭でも安くなるナスを使ったご飯です。お盆飾りでナスの牛を作りますが、ナスは最低でも1袋に3本は入っていると思いますのでそのついでに余ったナスでこのご飯を作ると良いと思います。ご飯に混ぜないでそのままポン酢などをかけて食べてもあっさりしておいしく、少し塩を濃くすれば漬物としてもいけるため、多めに作っても良いでしょう。
○ナスの塩もみ胡麻ご飯
1 お米2合を研いでザルにあげ、15分ほどおいておく。
2 ナス2本を縦に1/4に切り、厚さ3ミリ程度のイチョウ切にする。塩3ccをふってよく混ぜ、5分ほどおいたら強めにもんでなじませる。
3 10分ほどするとナスが柔らかくなって水気が出るので、手のひらでおにぎりを握るようにして水気を絞る。
4 薄揚1枚を細切りにする。
5 みょうが1本を輪切りにし、水に5分ほどさらす。
6 米を炊飯器の釜に入れ、酒大さじ2、しょうゆ大さじ1を加えてから通常の水加減まで水を加え、3の薄揚、粒とうもろこし50g、塩少々、昆布3gを載せて炊飯する。
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