ぬか漬けのススメ 1

夏野菜が旬の季節です。ナス、キュウリ、ズッキーニ・・・。

ナス畑

畑になるナス
↑寺の畑でも、おいしそうなナスが旬をむかえています

スーパーで食材を購入する際には旬は関係ないと思っている方も多いようですが、そんなことはありません。 やはり旬の野菜はみずみずしく新鮮な状態で店頭に並び、栄養分も豊富で、何よりも価格が安いのが嬉しいところ。
たとえばナスだったら、冬場は3本一袋で200円くらいしていたのが、この時期6本入りで120円くらいのものもよく見かけます。

夏野菜が安くたくさん手に入るこの時期、ぜひぬか漬けに挑戦しましょう。

ところが、ぬか漬けというとなんだか敷居が高くて手を出しづらいなあ、と思っている方が多いようです。
良く聞くのが、「○○家に代々伝わる伝統のぬか漬け、この味を守っていかなければいけません、そのためには毎日毎日欠かさずかき回すんですよ・・・」なーんていう責任重そうな話。これを聞いただけで、「私には無理だわ」と思ってしまうのもよくわかります。
臭いも嫌だし、かき混ぜると手も汚れるし、イヤイヤ!
と敬遠され、今やぬか漬けは絶滅寸前なんだそうです。

しかし、ちょっと待ってください。ここはひとつ、責任重大、やっかい、難しい、くさい・・という悪いイメージを捨てて、気軽にちょこっとやってみる程度のノリで、だまされたと思ってぬか漬けをやってみようではありませんか。

わたしはぬか漬けが大好きです。永平寺別院の典座をつとめていたときも、毎日の食事に、それまではあまり作られていなかった手作りのぬか漬けを導入しました。
確かに香りがちょっと、と好き嫌いが分かれるところではありますが、用意したぬか漬けが毎回足りなくなるほどだったので、おおよそ好評だったと思います。とくに、年配の僧には絶大な?人気を誇っておりました。

単に美味しいだけでなく、ぬか漬けは栄養面でも素晴らしい食品です。実は、米ぬかにはビタミンB群が豊富に含まれているのですが、野菜をぬか床に漬けることにより、そのビタミンB群が野菜に染みこむのです。脳の働きが良くなり、お肌がきれいになり、そして体調を整える効果があります。

しかも、夏野菜は一度にたくさん収穫の時期を迎えるため、ほっておくと気温の関係ですぐにいたんでしまいます。スーパーでも、この時期は袋詰めでたくさん買う方がお得なわけですが、独り暮らしでは一度に全部使うわけにもいかず、結局余ってしまいます。
それを解決する保存の智慧が漬け物なのです。昔の人が、いかにして一度に収穫される野菜を長持ちさせるか、と工夫して考えたのが漬け物という調理法なのです。長持ちして、しかも味も栄養面も良くなるという、まさに一石三鳥の調理法なのですね。

ちょっと難しそうなイメージがありますが、一度ぬか床が安定してしまえば、それほど難しくありません。
次回ブログ更新時には、具体的な手順を紹介します。「ぬか」を用意してお待ち下さい!

ぬか漬

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