◇梅とみょうがの和風パスタの魅力と特徴
暑い日が続いています。例年ですと8月になれば徐々に暑さも落ち着きますが今年の日中の暑さは半端じゃない厳しさです。熱中症にならないようにかなり気をつけて屋外作業をしていますが、それでも軽い頭痛や手足のけいれんなどに苦しんでいます。汗びっしょりになった作業服は昼休み中にすぐ乾くので良いのですが・・・発汗量もものすごく大量で、水分と、同時に塩分やミネラルを補充しないと身体がもちません。
食欲もガクンと落ちる暑さの中、梅干しを使った和風パスタがお薦めです。梅のすっぱさが食欲を刺激して美味しくいただくことができます。また、ふだんは塩分控えめが推奨されるご時世ですがこれだけの発汗量だと気にせず多めの梅干しをいただくことができます。
精進料理らしく、梅干しの種も簡単に捨てずに昆布ダシですすいで味付けに利用します。胡瓜やみょうがは炒めすぎず、シャキシャキした食感を残すように油をからめる程度に炒めます。梅干しの塩分はものによってかなり違うため、しょうゆや塩の量は適宜加減して下さい。
手間をかけて仕上げた手作りの梅を使えば、その味わいもひとしおです。
◇梅とみょうがの和風パスタのレシピ
1 梅干6粒の種を取りのぞき、取った種は昆布だし(または水)50mlに浸けて種に残った梅の実をこすりおとします。
2 みょうが4本を縦に1/4に切り、多めの水に5分ほど浸けます。
3 良く洗って胡瓜50gを短冊切りにし、塩少々を振って軽くもんでなじませておきます。
4 大葉5枚を細切りにし、多めの水に5分ほど浸けます。
5 パスタ160~200gをゆでます。
6 ゆであがる前にフライパンを加熱してオリーブ油大さじ1~1と1/2を温め、1~3を30秒ほど軽く炒め、そこにゆであがったパスタを鍋から直接移して良く油をからめるように炒め混ぜます。
7 1で種の残りカスをすすいだ梅汁を6に加え、さらにパスタのゆで汁50ml程としょうゆ大さじ1を加え、好みで塩少々を足してよく混ぜます。
8 4の大葉を載せて盛り付けます。