いよいよ今年もお盆の入りを迎えました。
お墓に詣でてご先祖様や亡き人の魂を自宅まで連れ帰り、迎火を焚いてお迎えし、お盆が終わるまでの間自宅に戻った精霊をもてなして供養します。
ご先祖様が暗くて困らないように、あるいは御霊の依り代となるように、そのような意味でお盆中は盆ちょうちんの明かりをたやさないよう夜通しともし続けます。
お盆には各地でさまざまな作法やしきたり、伝統が伝えられています。
それだけ多岐にわたってご先祖様に対して細やかな心遣いが実践されてきたことの表れだと思います。
皆様方の家でも良きお盆をお過ごしになられますよう。
暑さ厳しき折、どうぞ御自愛下さいませ。
お盆中暑さお見舞い申し上げます
平成二十六年 典座ネット