新型インフルエンザをふっとばせ トマトのリコピン効果で免疫力を高めよう

新型インフルエンザがじわりじわりと流行拡大しているとの怖いニュースが伝えられています。

昨冬忙しくて予防接種を受けなかった私は、今年の2月、みごとに(通常の)インフルエンザに感染して1週間ほど寝込んでしまいました。依頼されていた講演も日程変更してもらったりして、予定ビッシリの中でのダウンはかなり周囲に迷惑をかけてしまいました。
その反省から、来冬は必ず予防接種を受けるぞ、と思っていたのですが、この冬は、どうもワクチンが足りなくなるかもしれない、との報道がなされていますね・・・。まだどうなるかわかりませんが、なんとも不安です。

ワクチンがあてにならないとなると、それ以外の予防手段を講じなくてはなりません。
思い当たるのはうがい、手洗い、マスク着用・・・どれもありきたりですが、マメに気をつければ効果は高いとのこと。予防接種がダメなら、こうした日常の努力で補うしかないですもんね。

そして「うがい、手洗い、マスク着用」と並んで効果的なのが、「食事」による予防です。
月並みな言い方をすれば「風邪に負けないカラダを作る」ということですね。毎日の食事に、栄養バランスの良い料理を食べて適度な運動を行い、免疫力・抵抗力を高めるのです。
「そんなの効果あるのか?」と疑問に思うかもしれませんが、一見原始的なようでも最後にものをいうのは体力だと思います。
もちろんインフルエンザが流行してから急に食事に気を使っても手遅れですので、今のうちからコツコツと積み重ねていく必要があります。

そこでお薦めしたいのが、夏が旬の「トマト」。
暦の上ではもう9月ですが、今日などは本当に暑く、まだまだ夏だなあと感じる一日でした。
当地でも今まさにトマトが出荷の最盛期で、生産者は毎日たわわに実ったトマトの収穫に追われています。
トマト

そもそもトマトはアンデス高原原産で、大航海時代の16世紀にヨーロッパにもたらされて以来世界中に広まりました。はじめはその真っ赤な色のためか有毒だと思われており、おもに観賞用に育てられ、18世紀になってからようやく食用に用いられたといわれます。

そんな歴史をもっていることもあり、わが国の古い献立集を見てもトマトは登場せず、明治以降になって西洋料理の普及と共にトマトが市民権を得るようになりました。

もともとアンデスの乾燥した高冷地原産の植物のため、当地のような涼しい地域に適した作物です。トマトは当地が胸をはって自慢できる特産品のひとつです。
トマトは水をたくさん与えるよりも、適度に水分を制限した方が甘くなるため、当地では雨にあてないようにハウス栽培が主流です。露地ものだと鳥につつかれたりして傷がついてしまいますし。

ところがこの時期のビニールハウスの中はまさにサウナ状態で、ものすごい暑さの中、生産者の皆さんがたは額に大粒の汗を流しながら一生懸命トマトを育ててくれています。
本当にありがたいことです。

トマトのハウス栽培
↑トマトのハウス栽培のようす。

トマトが赤いのは「リコピン」といわれる色素成分のためです。
このリコピンが、カラダにとっても良いのです。
難しい話ははしょりますが、要するにこのリコピンに免疫力を高める効果があるというのです。
リコピンはガン予防、シミやシワを防いで美肌効果があり、血糖値・コレステロール・血圧の正常化にも効果的でメタボリック対策にも最適です。その上リコピンは記憶力を高め、物忘れを防ぐ効果もあるのだとか。暗記にもよくて風邪も防ぐとなれば、受験生にもお薦めの食材ですね。

しかも、栄養素というものはいちどにたくさん摂取しても、過剰分は体外に排出されたりしてあまり意味がない場合が多いのですが、リコピンの場合は多く摂った分はある程度体内にためておくことができ、しかも毎日1個くらいを継続的に食べるとその蓄積効果が高まるのだとか。
旬で値段が安い今の時期、毎日食べたい野菜のひとつですね。

リコピンの他にも、トマトにはおなじく免疫力を高めるビタミンC、疲労回復効果のあるクエン酸やグルタミン酸、血圧を下げるルチン、整腸効果があり便秘を防ぐペクチン、そして各種ミネラル類などを多く含んでいます。

これでもなるべく長くならないように要点を短くまとめたつもりですが、それでもこれだけ健康に良い栄養素がもりだくさんのトマト、まさしくインフルエンザに負けないカラダを今から作るのにふさわしいスーパー食材です。
おいしいトマトをたくさん食べて免疫力を高めましょう!

塩をふってがぶりと噛みつくのもよし、忙しければトマトジュースを毎日飲むのもよし。
しかしいくら健康によいトマトでも、毎日同じ食べ方では必ず飽きてしまい続かなくなってしまいます。そこでトマトをおいしく食べることができる精進料理レシピをいくつか紹介したいと思います。

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