トマトのオーブン焼き アツアツホクホク!

さて、トマトのリコピンパワーで体力をつけて新型インフル対策を、という前回記事の続きです。

ここのところ急に涼しくなりましたね。こういう季節の変わり目が、体調を崩しやすいのです。実際、あまり感じ良い話ではありませんが、経験上天候が急に変わったりする時期にお葬式が続きます。やはり急激な気温の変化に、カラダがついていかないのだと思います。
それを跳ね返すには、もちろんこまめに衣服を着たり脱いだりして調節することも大事ですが、やはり普段から栄養たっぷりの野菜パワーを摂取することだと思います。

さて、そこで今日は涼しくなった天候にピッタリのアツアツホクホクのトマト料理をご紹介します。オーブンがないと作ることができないのが残念なのですが、そのかわり失敗もほとんどなく、調理時間もあっという間の、すごく簡単なお手軽レシピです。

トマトのオーブン焼き

1 まずトマトの上部に深く十字の切れ込みを入れます。
トマトはあまり熟して柔らかくなったものより、少し固めの方がキレイに仕上がります。
トマトに切り込み

2 次にミョウガ1本(小さめなら2本)をみじん切りにし、サッと水ですすいでから
水気を切ります。

3 トマトの下にアルミホイルを敷き、2のミョウガを十字の切り込み部分に詰め、
オリーブオイル小さじ2杯(10ml)、あら塩少々をまぶしてアルミホイルで包みます。
トマトにミョウガを詰める

4 オーブンに入れ、220℃で10分ほど加熱します。
(220℃になってから10分ですので、温度が安定するまで時間がかかる場合は、その分
長めに加熱します。なお、汁が染み出たりする場合があるので、アルミホイルの下に
トレーなどを敷いてオーブンに入れることをお薦めします。
また、オーブンレンジの場合は出力によって仕上がりが違うので、加熱時間を
調整してみてください。)
オーブンに入れる

5 焼き上がったらアルミホイルごと皿に盛り、米酢大さじ1杯(15ml)と黒胡椒をまぶします。
(米酢はお好み次第ではかけなくても良いです)

ホイルの下の方に、トマトから出たおつゆがオリーブオイルと混ざって最高のソースがたまっています。食べるときはこれをスプーンなどで上の方にかけながら食べると美味しいですよ。

トマトのオーブン焼き

なお、精進料理ですのでチーズやたまねぎなどは使わないのですが、まあ和尚さんではない方なら使ってみても良いと思いますよ。
ただ、やはりチーズやタマネギなどを使うと、その味の方が勝ってしまって、どうしても主役のトマトの味がかすんでしまいがちです。トマトのおいしさを楽しむためには、控えめなミョウガがベストマッチです。

またリコピンは加熱に強いので、オーブンで焼いても栄養効果を保ってくれるのがうれしいところ。リコピンは油に溶け出す性質もあるようなので、やはりアルミホイルの底にたまったオリーブオイルのおつゆをトマトにかけながら食べた方が、味の面だけでなく栄養面からも合理的ですね。

トマトといえば冷たいままスライスで食べるイメージがありますが、アツアツの焼きたてをフーフー吹きながら口に運び、ホクホク食べるのもたまには良いものです。

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