旅で出会った地元食材・まんじゅう麩の煮物

先日書いた永平寺時代からの友人の披露宴に行った際に、地元名産の「まんじゅう麩」を買ってきました。

遠出した際にはなるべく地元の小さな直売所や物産店に立ち寄って、地元の人お薦めの珍しいローカル食材を買うようにしています。一般的な料理書などには掲載されていないようなローカル食材は全国にたくさんあると思います。
できれば朝市とか直売所などのように、生産者が自分で直接売っている店が良いのです。大きな店だと、店員さんに食べ方を聞いても今ひとつリアルな答えが返ってこない場合が多いです。
その点生産者や地元の方ならふだんどうやって食べているか、どう調理するとおいしいかを教えてくれますので。

素直な態度で食べ方などを聞くと、とても勉強になることを教えてくれることも多く、また楽しい会話で盛り上がることもあり、まさに旅の醍醐味を味わうことができます。

さて今回購入した一押し品は「まんじゅう麩」
文字通り、まんじゅうの形をした麩です。
基本的には煮物、または味噌汁や鍋物に入れて食べるのだそうです。

地元の方のアドバイス通り、まずは煮物を一品。
こういう麩のように煮汁を染みこませて味をつける料理の場合は、何種類かの材料を一緒に煮るといろいろな味が混じっておいしくなることがあります。

今回は一緒に売っていた「干しワラビ」と里芋を炊き合わせました。
いつもみかける塩漬けの干しワラビは、何度も煮たり熱湯に漬けたりして時間をかけて戻すと、生のワラビと同じような質感に戻るものが多いのですが、これはどうもそのようには戻らないほどカラカラに乾いていて、キャラぶきのような感じに戻る干しワラビでした。これはこれで食感がコリコリしていて郷土の素朴な味わいが楽しめます。

また主役のまんじゅう麩は、もちもちしたなんとも言えないほど柔らかい食感に、煮汁がたっぷり染みこんで口の中でとろけるようです。里芋と一緒に煮ることで、わずかなとろみがついて麩とよく合います。これでほとんどカロリー無しなので、美味しい上に非常に健康にも良いおすすめの食材です。

1 干しワラビ30gを多めの熱湯に漬け、フタをして一晩おき、翌朝お湯をかえて再度沸騰させ、
5分ほど煮たら火を止めてフタをして2時間ほど置き、同じように湯を変えて沸騰させることを
数度繰り返してさらに次の日の朝まで置き、ワラビが柔らかくなるまで戻します。

2 水300mlに昆布5gを一晩漬けておきます。

3 麩まんじゅう2個を熱い湯に30分くらい漬けて戻し、1/2に切ります。

4 里芋200gの皮をむき、一口大に切って多めの水に10分ほど漬けておきます。

5 500mlの水で4を15分ほどアクをとりながら下ゆでする。
ゆで汁を捨て、軽くぬるま湯ですすいでぬめりをある程度取る。

6 鍋に1,3,5を移し、2の昆布ダシから昆布をひきあげて鍋に移し、
酒50ml、みりん30ml、砂糖5ml、しょうゆ10mlを加えて15~25分ほど煮る。
火を止めてしばらく冷まし、味をしみさせる。

7 煮汁少々と共に盛りつけ、塩ゆでした大根の葉の茎の部分を細切りにして上に載せました。

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