お盆のお供え膳・揚げ出し豆腐

お膳組の献立の中では、「煮物」と「揚げもの」が主役になる場合が多いです。


まあわかりやすく言えばメインディッシュですね。
煮物はいうまでもなく手間と時間が非常にかかるために主役級となるわけですが、精進料理にはあっさりしたものが多いため、満足感を与えるためにこってりした料理も一品あった方がいいので揚げものもまた主役級となるのです。

今回紹介する揚げ出し豆腐は、居酒屋メニューではおなじみですね。自宅で揚げれば揚げたてのアツアツを食べることができますし、添えものや張りつゆの味も好みに応じて自由に調整することができます。冷めてもおいしい揚げ出し豆腐はお供えのお膳にもピッタリです。

お酒が好きだった故人の精霊をお迎えするのであれば、この揚げ出し豆腐に日本酒やビールを添えてお供えしたらこれはもう最高の供養になるのではないでしょうか。

ちなみに仏壇にはお酒をお供えしないことになっていますが、お盆の場合は例外です。
なぜならお盆は仏壇ではなくて「お盆棚」に亡き人の魂をお迎えするわけですが、お盆棚には故人が好きだったもの何でもお供えして良いことになっています。まあ仏壇にお供えしてはダメなものをお供えするためにわざわざお盆棚がある、と考えても良いくらいです。

もちろん、うちの先祖はキッチリ戒律を守るマジメな人ばかりだから、というなら無理にお酒をお供えする必要はなく、戒律通りに供養するほうがなお良いのです。
しかし迎えた側の家族が晩にビールと枝豆で暑い夏のお盆のひとときを過ごしているのであれば、そりゃあご先祖さまたちも一緒に一杯飲みたくなると思いませんか?

ですからお酒が好きだった故人であればお盆の時くらいはちょっと良いお酒をお供えし、栓を開けて自分も少しご相伴したら良いと思います。

さて揚げ出し豆腐の作り方は
新刊書「はじめての精進料理」56ページに詳しく載っていますので是非ご覧下さい。

また後日お知らせしますがお盆明け発売の女性誌アンアンでも特集される予定です。

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