ふっくら柔らか納豆粥

納豆粥

納豆粥

納豆粥

◇納豆粥の魅力と特徴

白飯に納豆・・・納豆ご飯は日本人にとって定番の、和の組合わせの妙ですね。納豆ご飯ならいつも食べているという方でも、「お粥に納豆」の組み合わせは意外と未経験の方もおられるようです。しかし柔らかくふっくらしたお粥に、ちょっと歯ごたえある納豆もまた良い組み合わせです。納豆に加える調味ダシやしょうゆを少し濃いめにすると、淡いお粥の風味によく合います。

修行道場では毎朝お粥が主食です。鍋でお粥を炊くのは少々面倒で、失敗したらどうしよう、吹きこぼれたらどうしようと不安もあると思いますが、「水加減」と「火加減」だけ間違えなければ心配することはありません。最近はお粥モードをそなえた炊飯器もありますが、鍋で炊いたおかゆの仕上がりはまるで違います。是非一度お試しいただき、消化が良く、サラッといただけるおかゆの良さ、そしておかゆと納豆との組み合わせを味わって見て下さい。

できればお粥を作る際には4人分以上を一度に炊く方がうまくいきやすいのですが、今回はニーズに合わせて2人分の分量です。少量だと、少しの火加減違いでも大きく結果が出てしまいます。弱火にする際は、立ち消えに注意しながら可能な限り弱くしてください。IHだと再弱でもまだ強い場合があります。火加減が強いと、蒸発分が増えてしまいボッテリしたおかゆになりやすいので弱く落とせない熱源を使う場合は水加減を増やすしかありません。

お粥の水加減は仕上がりによって変わりますが、今回は少量なのでお米の8倍の水気にしました。熱源に応じて、水加減を変えて調整するとよいでしょう。

また弱火に落としてからはフタをした方が良いのですが、これもまた慣れないと吹きこぼれの危険があります。超初心者の場合はひらきなおってフタをせず、中が見えた状態で炊くと良いでしょう。蒸らす時にだけフタをします。また保温効果の高い土鍋の方が仕上がりは良いのですが、土鍋の場合さらに火加減を弱くしないと吹きこぼれやすく、また蒸発分が多くなってしまうため、慣れるまでは普通のアルミ鍋で作ってみると良いでしょう。

◇納豆粥の調理手順とレシピ

1 お米1/4合(45ml・大さじ3杯)を研ぎ、水1と1/2カップ(270ml)とともに鍋に入れて20分ひたします。

納豆粥

2 火加減を最大にして加熱します。

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3 3分程で沸騰するので、お米がかたまりになる場合があるのでお玉などで軽く一回だけほぐすように回し、すぐにできるかぎり最も弱い弱火にします。お米がくっついて固まってなければ混ぜる必要はありません。

納豆粥

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4 そのままの弱い火加減で20分ほどポコポコと炊きます。

納豆粥

5 火を止め、フタをして5分ほど蒸らします。残った水分をほどよくお米が吸って、ふっくらとします。

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6 納豆2パックを付属のダシを加えて混ぜ、盛り付けたおかゆに載せます。好みで青のりを散らしても良いでしょう。

納豆粥

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