春のお彼岸お供え精進料理_タケノコと豆腐の葛とき汁

今日から春のお彼岸です。

平成26年は、3月17日(木)が彼岸の入り、20日(日)がお中日(おちゅうにち)、23日(水)が彼岸のあけです。春分の日をお中日として、前後3日づつの1週間を春彼岸と呼びます。今日からの1週間、いつも佛事から遠ざかっている方も、1週間のうちの1日だけでも良いのでご先祖様に感謝し、自分の命の尊さを見つめ直す時間をとっていただきたいと思います。

店頭にはタケノコが並び、春の風情がご家庭に届きはじめました。当地ではまだ雪が降る日もあり、除雪スコップを倉庫にかたづけるのはもうしばらく先ですが、お彼岸にはまもなく迎える暖かい春を先取りしてご先祖様にタケノコ料理をお供えしたいと思います。

タケノコと豆腐のくずとき汁_春彼岸の精進料理

タケノコと豆腐のくずとき汁_春彼岸の精進料理

さて、では早速調理手順です。

タケノコと豆腐のくずとき汁_春彼岸の精進料理

1 まずあく抜きしたタケノコ50gをくし形に切ります。柔らかければ乱切りでも良いでしょう。生のタケノコがなければ水煮や缶詰でもかまいません。

2 鍋に入れ、昆布ダシ350ml、酒大さじ2、みりん大さじ1、しょうゆ大さじ1を加えて弱火で5分ほど加熱し、タケノコに火を入れます。

タケノコと豆腐のくずとき汁_精進料理手順

3 木綿豆腐150gをざっくりと乱切りにして加え、火を強くして豆腐の中まで火を通します。

タケノコと豆腐のくずとき汁_精進料理手順

4 味をみて、必要なら塩を加えて調整します。3の時点でいくら味をみても、豆腐を加えると豆腐の水分で味が変わるので、この時点で再調整するのです。

タケノコと豆腐のくずとき汁_精進料理手順

5 片栗粉か本葛大さじ1を水大さじ2でとき、少しずつ鍋に加え、混ぜます。一度にドバッと入れるとダマになるおそれがあるため、写真のようにチョロチョロと加え、鍋の温度が急に下がらないようにし、入れつつかき混ぜるようにします。なお片栗粉はほっておくとボウルの中で沈殿してしまうので、かき混ぜたらすぐに投入するようにします。

タケノコと豆腐のくずとき汁_精進料理手順

6 1~2分ほど中火で加熱し、火を止めて三つ葉5gを散らします。

タケノコと豆腐のくずとき汁_春彼岸の精進料理

タケノコと豆腐のくずとき汁_春彼岸の精進料理

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