ベジタリアンフェスティバル講演

皆さん、しばらくぶりでございます。
8月末には、ここ永平寺東京別院の修行僧を、福井県の永平寺に研修旅行に連れて行ったりして忙しく過ごしておりました。
(永平寺研修の様子を後日UPしたいと思ってます
 永平寺のお土産プレゼントも企画しております~)

さて、宮澤賢治著「ビジテリアン大祭」という作品をご存じですか?
世界中のベジタリアンがニューファウンドランド島に集まり、お祭りをするというあらすじで、いろんな立場のベジタリアンが批判されたり反論したりする中で上手に紹介されています。
宮澤賢治氏独特の宗教的見地によって描かれたこの作品、なかなかおもしろいですよ。

さて、その『ビジテリアン大祭』、作中でお祭りが行われるのが9月4日、つまり本日です。奇しくも本日は私の誕生日。
ベジタリアン大祭の日に生まれるとはこれも何かの縁でしょうか。

その大祭にちなんで、青山国連大学周辺で「東京ベジタリアンウイーク2005」が開催されました。
当サイトトップページでも御紹介していたとおり、事務局に招かれ、9月3日に講演を行いました。


ベジタリアンフェスティバル講演

60名ほどの来場者の前で、いつもの高梨ぶしを披露。
永平寺精進料理のこころと、いかにして現代の生活に活かしていくべきかをお話させていただきました。
わざわざ来場してくださっただけあって、食に対する関心が高い方が多く、けっこうみなさん熱心に、またノリ良く聞いてくださいました。

話だけでは理解も半分しかできませんので、実際に料理を食べてもらいました。
こういった、料理+講演というスタイルは今までも何度かやったことがあり、料理して盛りつけて着替えて話をするという忙しい流れは慣れているんですけど、今回は特別でした。
会場の準備室で、火気を使用してはいけないという規則があったのです。仕方なく、お寺で作って自分の車で運んだのですが、夏で衛生上の問題もあり、かなり苦心しました。
まあしかし、献立の内容を工夫してなんとかがんばったんですが、実際に食べる人の反応をみるまではヒヤヒヤしてました。
当然ながら、暖かいままで食べる場合と、冷めて食べる場合では味付けを変えなければいけません。そして、作ってから時間が経つと表面がひからびて美味しくなくなります。
今回はかなり心配だったので、食べはじめた来場者を前に「みなさんどうですかねえ~?」と質問。
すぐ近くに座っていた方が「おいしいですよ!」と声を掛けてくださってようやく一安心。また一つ良い経験をさせていただきました、


ベジタリアンフェスティバル講演

さて、肝心の講演内容ですが、
今回はいつも通り、永平寺の精進料理についてお話したんですが、企画の内容上、もう少し広い立場でベジタリアン全体をみるような話の進め方をしたらもっと良かったかなー、と反省しております。
いつもは、基本的に曹洞宗の関係者(お檀家さんとか)を相手にする場合が多いのですが、今回はベジタリアンに興味のある方が集まっているわけですから、ちょっと視点が狭かったかなあと思っております。

またこういう機会があればよろしくお願い致します。

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コメント

  1. 無記名 より:

    はじめまして。NPO法人 一億健康の会 理事長 根本武雄と申します。
    2012年5月20日に 安保徹・茅原紘教授の講演会を行います。発芽玄米についても講演いたします。本当の発芽玄米は、100%はざがけ天日干し有機栽培(自然農法であれば最良)発芽玄米でなければならず、それは、細胞を活性化させますので 全ての病気に効果があります。効果が大きい為、強い好転反応が起きますので 要注意です。現在の日本の玄米は、99%が人工乾燥である為、市販の発芽玄米が 本当の発芽玄米かどうかは疑問です。人工乾燥の玄米は、高熱乾燥で 死に玄米・やけど玄米 である為 正常発芽しません。効果はありません。玄米には、フィチン酸塩とアブシジン酸の二大毒素があります。また 何時でも 圧力鍋、電子レンジの使用は禁忌です。それ等は 食物の正常細胞を破壊し、発がん性物質のアクリルアミドも産生します。ヒトの細胞は間接的に損傷を受けます。(癌治療には紅豆杉茶(こうとうすぎちゃ)も効果的です。)*はざがけの乾燥過程を人工的に行うことは不可能です。詳細は  http://ichioku.b.la9.jp  メールは  hatuga@mbe.nifty.com  です。