大根もらってきました

 先日お知らせした大根・白菜の過剰豊作、廃棄処分の件に関係して、農家の知人が大根を譲ってくれるというのでトラックでもらいに行ってきました。


大根もらってきました


廃棄の件はまだ正式に伝えられていないようですが、どちらにしろ豊作すぎて出荷の際の値段が安く、非常に困っているとのことでした。廃棄するのは別に今回に限ったことではなく、今までも別の野菜でも良くあったようです。生活していくためには収入は必要ですから、金銭が関わってくれば、廃棄の指示も受け入れないわけにはいきません。しかしやはり数ヶ月かけて汗水たらし、丹誠込めて育てた野菜を廃棄処分するのは断腸の思いだそうです。くやしさと申し訳なさで涙を流しながら畑に混ぜ込むのだと。

そうした現場の話を聞けただけでありがたい経験をしました。

さすがに無料では申し訳ないので、気持ちをお渡しし、ついでに畑のお手伝いをして汗を流してきました。以前も経験がありますが大根を引き抜くのはけっこう重労働です。しかも常にかがんで行うため腰が・・・。とはいえ、汗びっしょりになって土のにおいをかぎながら野菜に親しむのは調理人として非常に気分が良いことです。


大根もらってきました

↑豊作の大根畑

自画自賛するわけではありませんが、ニュースを聞いて「ああ、もったいない」と思うだけでは何も変わりません。全体から見ればほんのわずかな抵抗かもしれませんが、実際に自分でできる範囲で行動を起こすことが大切だと思うのです。

いただいた大根は干してたくあん漬にしようと思います。

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