本年もありがとうございました

今年もあと2時間ほどでおしまいです。

12月後半になってから、年末の忙しさに加えて精進料理関係の協力依頼が重なり、毎日休む間もなくあれこれしているうちにあっという間に大晦日を迎えてしまいました。

しかし忙しいのは良いことです。精進料理に注目が集まっている今、未熟な身ではありますが、できる限り各種依頼に応えていきたいと思っております。

原稿、調理、レシピ作成、講演や法話など、本年もさまざまな依頼を受けましたが、一つ終わる度に、たくさんの反省点が残ります。恥ずかしさに隠れたくなることもあります。しかし、そうした反省を次へ生かすことが、自分の尊い修行になります。

本来は、依頼を受けた仕事を必要十分なスキルでクリアーしなければプロとはいえないでしょう。未熟さを棚に上げて、仕事を修行だと思っているようではいけないのかもしれませんが、いつかは自分で合格点を出せるようになるためにも、今年の反省を生かして来年も精進したいと思っております。

当サイトをご愛顧下さっている皆様、明年もよろしくお願い申し上げます。

昨日今年の包丁納めをすませ、一年間お世話になった包丁をみがいて仏前に奉安し、感謝の念をこめて供養のお経を上げました。

包丁供養

忙しい年末でしたがなんとか大掃除も済み、今夜食の年越し蕎麦をいただいて、除夜の鐘開始時間を待っております。昼から降り続いた雪が積もっていて、今年は寒い除夜になりそうです。
本年賜った多くの御法愛に感謝すると共に、皆様の明年の御多幸を祈念申し上げます。よいお年をお迎えください。

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