便利な計量はかりを買いました

ご無沙汰しております。
各地で桜が満開、または地域によってはもう散ってしまったところもあると思います。

当地は関東とはいえ、高地にあるため気候は他の関東地区とは別世界です。
下の写真はつい先日、4月1日に降った雪のようすです。まだまだ冬タイヤ必須です。
4月の雪 

さすがに4月中旬に入りましたので雪はもう降らないと思いますが、今やっと梅が満開になったばかりで、桜はまだもう少し先のようです。
やっと梅が咲きました

お知らせが一つございます。

4月18日、主婦と生活社より、『禅を楽しむ本』というカルチャー図解シリーズが発行されます。禅の教えや坐禅の行い方をわかりやすく解説、仏教知識や仏教美術などの周辺文化が紹介される、いわば禅の入門書です。教養としても知っておきたい禅の知識が満載です。この中で、精進料理部門を担当しております。精進料理の基本的な知識、何種類かのレシピをわかりやすい手順イラスト図解入りで解説しています。

アマゾンつながりで余談を一つ。
先日、1年間愛用した計量はかりが壊れてしまいました。
私のような料理研究家にとって、計量はかりは台所に欠かせないアイテムです。
もちろん、自分で料理をする際にははかりは使わないのですが、レシピを作成するときにはこれがないといけません。正しい分量を量りながらレシピを作るのです。
みなさんも、レシピを見ながら初めての料理を作るときや、ケーキやお菓子など、微妙な分量加減が必要な料理を作る時にはお使いになるでしょう。

今までは、ホームセンターなどで売っている普及型の計量はかりを使っていました。
このタイプでだいたい3000円くらいです。1000円くらいのものも売ってますが、正直言ってそこまで安いモノは精度に疑問があります。
この3000円タイプでもご家庭では性能的に十分だと思います。
むしろあまり高価なものは、精度がしっかりする代わりにどでかくなってしまい、置き場所に困り、そのうち使わなくなってしまいがちです。

ただ、実は今回壊れた計量はかりはもう3代目でした。
この3000円タイプ、安くて良いんですが、けっこう故障が多い。
針は動くのですが重さが正確に表示されなくなります。
おそらく、使ったあとに、汚れを拭く際の水分、または使用中に飛び散った水などが内部にしみこんで壊れるのでは?と予想しております。
いままでは2~3年はもっていたのですが、この1年、特にレシピ作成の依頼が多かったため酷使しすぎたのかもしれません。

新しい計量はかり
左が壊れたはかり・右が新しいはかり

そこで、いろいろと探してみたところ、小型、しかもそれほど高くなく、防水機能バッチリというスグレモノを発見し、早速取り寄せてみました。
これはすごいですよ。
実は住んでいる地域によって重力が違うのだそうで、それを補正する機能までついています。

そして、こういう電池式のはかりの場合、しばらく上にものを置かないと勝手に電源が切れて電池の無駄遣いを防ぐオートパワーオフ機能がついていますが、正直言って安い3000円くらいのものだと、2分くらいですぐにオートパワーオフ機能が働き、いちいちオンにし直すのが面倒だったりします。しかしこれはその点も考慮され、切れるまでに6分くらいかかります。ふつうの料理なら6分あれば勝手に切れてイライラすることはないでしょう。

また、風袋引き機能といって、たとえば粉や液体を計りたいとき、ふつうはボールやコップなどに入れて量りますよね。その場合、まずボールだけを載せた状態で右側にある「TARE」というボタンを押すと、ボールの重さがリセットされて重さゼロ表示になり、それからボールに入れた粉や液体だけの重さが一目でわかるという便利機能もついています。

そして肝心の防水機能ですが「IP67」という規格に合格した性能をもち、仮に水面から1mの深さに30分間水没させても、性能に影響を及ぼす程度の水の侵入がありません。モノを載せる上の丸いお皿の部分は取り外しができ、それだけでも洗えますが、本体も防水なので、汚れたらジャブジャブ洗えて気分爽快です。
よく粉とかしょうゆが飛び散って汚れるんですよね。それを落とそうと軽くすすぐのが今までの故障の原因かと。
ちなみにこの製品は1年間の保証付き、壊れても安心です。

実際にカッパ橋や築地場外市場に行って、いくつもの品を見比べた上での選択ですので、自身を持っておすすめします。
ご興味がある方はこちらでどうぞ。

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