「 曹洞宗 」一覧

上州良寛会・講演講師をつとめました

新潟の名僧、有名な「良寛さん」を多くの方がご存じでしょう。泥棒が夜忍び込んだことに気付いていながらわざと布団を盗ませてあげたこと、タケノコが生えてきたので床板をはがして伸ばしてあげたこと、子供と仲良く鞠で遊んだり、かくれんぼに熱中して子供たちがとっくに家に帰った後もそれに気付かずずっと隠れていたことなど・・多くの逸話を残しています。そんな多くの人に愛されている良寛さんは曹洞宗の僧侶です。そうした逸話や、残された多くの明言を深く理解するには、曹洞宗の教えをきちんと理解する必要があります。曹洞宗の教え、しくみ、修行のようすなど・・・良寛さんを慕う会から依頼され、「峻厳なる禅風が醸した良寛師の慈愛」と題しまして良寛さんの言行と曹洞宗の教えを照らし合わせながら解説いたしました。良寛さんは新潟の僧ですが、晩年に随行された尼僧さんは群馬に縁があります。そんな地元群馬の熱心な方が集まった「上州良寛会」での講演、大変ありがたいご縁を結ぶことができました。各位に深く感謝申し上げます。

大本山總持寺のお土産 これは美味しい!「雲水さんせんべい」

神奈川県横浜市鶴見にある大本山總持寺を参拝した方からお土産を頂きました。その名も「雲水さん」国産海苔使用、手巻き煎餅とあり修行僧が互いにおがみあう姿が描かれています。開けてみると、海苔がおせんべいに巻かれた形が、まるで修行僧が黒衣をまとっている姿に見えるではありませんか!これは美味しい! パリパリの海苔が、香ばしいおせんべいととても良く調和しています。しかしこれ一つ一つ海苔を巻くのは相当な苦労でしょう・・・その手間は精進料理の心にも通じるものがあると感じました。いやーこれは初めて食べましたがとても美味しいです。總持寺内の受付向かいにあるお土産所で売られているとのこと。總持寺をお参りしたお土産として、お留守番の御家族やご近所の方にお薦め致します。私が頂いたのは上に「塩」とありますが、他に「しょうゆ」などの別バージョンもあるとのこと。なおいつまで販売しているか等、詳細は当方ではわかりません。總持寺への直接の問い合わせは修行の妨げになってしまいますので御遠慮下さい。あくまでも、お参りした際に売られていたら、ご縁だと思ってお求めになるのが良いでしょう。 

平成30年_第23回群馬県宗務所布教部「禅をきく会」開催

群馬県宗務所布教部により毎年企画運営されている、「禅をきく会」が本年も開かれました。これまでながらく高崎市のホテルに会場を固定して実施されていましたが、なるべく多くの方に脚を運んでいただきたいという思いから、数年前から群馬県内の各地域に会場を移すこととなり、今年は太田市での開催でした。 講師は駒澤大学の前学長、石井清純老師。大学1年生の時に教わりましたが・・・あれから何十年も経っているのに、容貌がほとんど変わらない?お若さに驚きました。駒澤大学の前学長のお話しを聞ける機会など滅多にありませんから、会場には多くの僧俗が詰めかけました。 演題は「欧米の禅(ZEN)に想う」 曹洞宗の教えは、いまや世界中に広まっています。その歴史的な過程と、現在どんな国でどのような状況で、曹洞宗の教えが実践されているのかを、ご本人が現地の修行道場に訪れた際の貴重な写真をスクリーンに映しながら、具体的にお話し下さいました。

揚げライスボール_2500年前お釈迦様時代の料理再現

お釈迦様の時代、すでにおかゆやご飯が食されていたことは仏典からも明かです。先行研究によれば精米技術もある程度進み、玄米でなく白米も食されていたとされます。王子として生を受けたお釈迦様は精米された白米を食べていたと推測されます。 ただしお米といってもインドで採れるお米はインディカ米、日本ではタイ米とも呼ばれる細長く、粘り気が少ないお米だったと推測できます。インディカ米は品種にも寄りますが日本のお米と違って独特の臭いが感じられるものもあり、インドや東南アジアではスープと合わせたりチャーハンのようにスパイスで炒めるなどして味を加える調理法が多く用いられます。 

手作り精進生麩_平成30年春彼岸のお供え精進料理膳

「大徳寺麩」も類似した手順で作られますが、煮る前に下ゆでする過程などが加わり、また味をしっかり内部まで浸みさせるために日数をかけて煮詰め、内部まで色がついた濃い味の仕上がりとなります。今回はそこまで味を染みさせることはせず、煮物として美味しく頂ける調理過程を紹介しました。 大徳寺麩が商標登録されているからか?大徳寺麩と似た麩がさまざまなネーミングで売られています。禅定麩とか・・私が師事した典座老師はこの調理法を「精進麩」と呼んでいたので敬意をこめて私もその名称を受け嗣いでいます。 同様の麩を「利休麩」と呼ぶ場合をみかけますが、和食では利休麩というと、胡麻をちらした生麩か、千利休が茶会で出した焼麩のお菓子を指す場合が多いので、私個人はこの麩を利休麩と呼ぶのは誤用ではないかと思います。

うどの漬物3種_平成30年春彼岸のお供え精進料理膳

3種の漬物、今回は比較的短時間で漬け上がるレシピを選びました。他にも、下処理後に、先日長芋の味噌漬けで紹介した味噌につければ味噌漬けとなりますし、しょうゆ漬けやぬか漬けなども美味しいものです。今回の3種のうち、どれがお好みでしょうか。 ◇うどの甘酢漬の魅力とレシピ うどのほんのり苦い春の香りをサッパリした甘酢でいただきます。加熱するので皮をむかなくてもかまいません。漬物とはいえ、30分ほど酢になじませれば頂くことができます。

うどの漬物・下処理の手順

春彼岸お供え精進料理膳の要、漬物は「うどの漬物3種」です。うどを漬物にすることは珍しいと思いますが、春の香りをとじこめた上品な漬物が出来上がります。 今回は3種の漬け方を同時にご紹介します。同じうどですが、全く異なる個性的な3種の風味に仕上がります。今回の春彼岸のお供え膳に、3種類全てを盛る必要はありませんが、せっかくの機会なので3種類のバリエーションを憶えておき、これからうどの値段が手頃になってきますので、折を見て好みの味を楽しんでください。 なお今回は上の写真で手前から うどの甘酢漬 うどの梅酢漬 うどの塩麹漬 の3種です。