ピーマンとパプリカの焼き飯_平成29年お盆の精進料理お供え膳

子供の頃、テレビか何かが発信源だと思いますが、「頭がピーマン」というセリフが学校で流行りました。頭がスカスカ?という意味なのか、テストの結果が悪かったり、馬鹿なことをしたときなどに使っていました。ただでさえピーマン嫌いな子供が多い中、ピーマンに対して無用なマイナスイメージがついた気がします。

しかし私は小さい頃からピーマンが好きでした。苦いのが嫌じゃないというか、むしろそうしたクセのある野菜が好きなのです。大人になってからは苦みと同時に感じられる陰の甘さのような複雑さがまた魅力に感じます。もちろん栄養面でもピーマンはとても優秀で、「頭がピーマン」はとても失礼で不正確な表現ですね。

余談はさておき、今回のお供え膳の主食は旬のピーマンとパプリカをたっぷり使った彩り豊かな焼き飯です。この時期ピーマンとパプリカの値段が下がり、逆に栄養価は上がるのでぜひ活用してください。オリーブオイルと酒で炒めることで甘みが増して苦みも気になりにくくなります。

ピーマンとパプリカの焼き飯

ピーマンとパプリカの焼き飯

1 ピーマンとパプリカ、各50gほどをざっくりした細かさに刻みます。

種も混じってもよく嚙めば問題ないのですが、食べやすさを考えると取り除いたほうが良いでしょう。私は種だけをポリポリと食べてしまいます。

ピーマンとパプリカの焼き飯

ピーマンとパプリカの焼き飯

まず半分に割って、細切りにし、それを並べてザクザク切っていくと良いでしょう。

3色全て揃わない場合は1色だけでもだいじょうぶです。

ピーマンとパプリカの焼き飯

2 フライパンにオリーブオイル小さじ1を敷き、暖まったら1を炒めます。

ピーマンとパプリカの焼き飯

ピーマンとパプリカの焼き飯

油が回ったら酒大さじ1と塩少々を加えてよく混ぜ、炒めます。

ピーマンとパプリカの焼き飯

ピーマンとパプリカの焼き飯

生でも食べることができるピーマンなので、完全に火を通す必要はありません。酒がほぼ蒸発して甘みが出たら充分です。

ピーマンとパプリカの焼き飯

3 冷やご飯1合分を加え、中火にしてほぐしながらよく炒めます。具がご飯にからんだら胡麻小さじ2~大さじ1を加えてできあがりです。あまり塩味を付けない方がピーマンとパプリカの甘みが引き立ちますが、好みによってはご飯を炒める際にしょうゆ大さじ1程度を加えても良いでしょう。

ピーマンとパプリカの焼き飯

ピーマンとパプリカの焼き飯

ピーマンとパプリカの焼き飯

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