「お供えにお薦めする群馬の銘菓」新設スタート

数年前、典座ネット内に新設した「お供え膳をつくろう」コーナーが大変人気です。

お盆、春秋のお彼岸の年間3回、きちんとした精進料理のお供え膳レシピを紹介していますがとても好評で、その時期はアクセス数が急増します。親しき方が亡くなってしまったら、どなたも遺影に手を合わせることと思いますが、その際何かお供えものを捧げて供養したいという気持ちが湧いてくるものです。故人と親しければ親しかっただけ、その気持ちは強いでしょう。

そうした供養の気持ちを形に表す方法の一つが「お供え」です。まごころを込めて丁寧に調理することで、故人に自分の気持ちが伝わり、また自らの悲しい気持ちが癒される一助になります。是非とも精進料理のお供え膳をつくろうという気持ちを大切にして欲しいと思います。

しかしながら、一般の方が毎日毎日手の込んだ精進料理膳を故人にお供えするのは時間的に無理があるでしょう。ですから現実問題として、一般の方ならばお盆やお彼岸、お正月、故人の命日など特別な日には時間をかけたお膳をお供えし、日常的には、果物やお菓子などを仏前にお供えすることをお薦めしています。故人が好きだったお菓子や果物ならば、時期や品にもよりますがある程度日持ちしますので、お膳と違ってしばらくお供えしておけるのも良い点です。

供養のお供えもの

そこでこのたび「お供え膳をつくろう」内に新しく「お供えのお菓子」コーナーを設置することにしました。

お膳と違い、手作りのお菓子を一から作るのはかなり敷居が高いため、手作りレシピ紹介コーナーとしてではなく、まずは仏前にお供えしたい地元群馬の美味しいお菓子を紹介していきます。

和尚というのはお菓子に触れる機会が多いものでして、たとえばお檀家さん宅で読経に行けば、たいてい到着時にお茶とお茶菓子を出して下さいます。あるいは大きな法要に参列する際に遠方のお寺に行けば、記念の品とともに供養の地元銘菓が添えられることが多く、内心、その地方ではどんなお菓子が有名なのかなあと楽しみな面も多いのです。

そのため、県外の方が群馬に観光やお仕事でお越しになった際のお土産情報としても役立つことと思います。ただあくまでも典座ネット内の一コーナーですので、お土産として買ったとしてもまずは帰宅後にはお仏壇にお供えした後、ご自身やご家族でいただくという供養のこころをもって頂きたいと思います。

具体的には当ブログ内で紹介し、ある程度記事が増えたら「お供え膳をつくろう」コーナーに転載するかたちで進めていくつもりです。是非御期待下さい。また地元銘菓やお供えのお菓子情報があればぜひお知らせ頂きたいと思います。

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