夏の涼やか春雨酢の物_お盆のお供え精進料理膳

平成27年お盆の精進料理お供え膳

今年のお盆お供え膳の紹介もこれで6品目、一汁三菜形式の格式高いお膳組献立が揃いました。
夏の涼やか春雨酢の物_お供え精進料理

「酢の物」は献立を引き締めます。
おかず三品のうち、一つはメインディッシュ的な濃厚でボリュームあるもの(今回で言えば油で揚げた豆腐をコクのある豆乳ヨーグルトであえたライタ)
一つはあっさりしたかるめのもの(今回で言えばひじき)
にするように配慮すると栄養的にもバランスが取れ、食べた後の満足度が上がります。

たとえば揚げものと炒めもの、というように濃い油もののおかずを二皿揃えると、食べていて重すぎますし身体への負担も大きくなってしまいます。逆にあっさりしたおかずが二品ではものたりません。

同じおかず三品を考えるにしても、味の組合わせと調理法をうまく組合わせることが大事です。
精進料理ではそれを「五味五法五色」といい、それをバランス良く考えて献立を立てるのです。

今回の献立でいえば主食のご飯と汁、漬物、おかず三品のバランスを調えてアクセントを加え、全体をまとめる役割が酢の物です。あっさりした料理と濃い料理、ご飯それぞれを食べる合間に酢の味が入ると、単調になりがちな野菜の味付けの中でメリハリが出てよい切り替えになるのです。特に夏の時期には酢の物は食欲を刺激しますし、身体が酢を欲しているためおいしく感じることでしょう。

今回は「じゅんさい」を加えました。
じゅんさいについてはまた後日詳しく紹介しますが、地域によってはあまり食べない人も多いでしょう。
ちかごろではスーパーなどでも手軽にじゅんさいが買えますし、ふだんあまりなじみがないようなちょっと珍しい素材を使うのもお盆のもてなしには良いかと思います。
もちろん手に入らなければ無理に加えなくても問題ないレシピになっていますので略して下さい。

○夏の涼やか春雨酢の物
1 はるさめ30gをキッチンはさみで半分の長さに切り、ゆでてザルにあげる。

春雨のゆでかた

春雨のゆでかた

春雨のゆで方

市販の春雨の多くは少し長めになっています。最近はすぐゆでられるように短くカットされたものも売っていますが、少し単価が高くなってしまうようです。長いものをそのままゆでてからあとで切る方法もありますが、大きな鍋が必要になるため、先にキッチンばさみなどで食べやすい長さに切ってからゆでると良いでしょう。ゆで時間は製品によって変わるので説明書きをよく読んで下さい。

2 キュウリ20gを皮のまま細切りにする。
3 生椎茸2本を細切りにする。
4 乾黒木クラゲ1gをぬるま湯に漬けて戻し、(生キクラゲの場合はそのままで)細切りにする。
5 ショウガ5gを針のように細く切り、3分ほど水にさらす。
6 小鍋で昆布だし100g、酒大さじ2,みりん大さじ1、砂糖小さじ1/2、しょうゆ小さじ1/2を加熱し、3の生椎茸が柔らかくなるまで3分ほど弱火で煮る。
7 冷めたら米酢大さじ2を加え、1~5、じゅんさい30gをあえる。

夏の涼やか春雨酢の物_お供え精進料理

平成27年お盆の精進料理お供え膳

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1件の返信

  1. 2015年8月15日

    […] このページでは必要なレシピだけを載せています。調理中カットや作り方のコツやポイントなどの詳細部分は典座ネットブログ平成27年夏の各記事をご参照ください 飯椀 雀皿 汁椀 平椀 膳皿 坪椀 […]

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