大法輪誌 7月号発売中

以前お知らせした6/11に行われるJCV上越ケーブルビジョン春の公開講座「典座和尚の精進料理と法話」企画がもうまもなく開催されます。
明日9日には現地入りし、打ち合わせや事前挨拶などを行う予定です。
お申し込みくださった皆様、当日お会いしましょう。

ここ数日、企画で使用する食材やら器物やらの準備に追われていました。
使用するお椀を二度洗いし、よく乾かして殺菌します。ついでに、毎年梅雨の時期前恒例の、お椀倉庫にあるうつわを一度出して洗う作業も行いました。これをしないと倉庫の中でカビが生えたりヒビが入ったりしてしまいます。
毎年のことながら、これだけの量を洗って干すのはかなり大変な作業。

ぜんぶ乾いてコンテナに収納し、別室に移しおわったとき、窓から小鳥が調理場に飛び込んできました。まーかわいい、なんて言ってる場合じゃありません。調理場内をウロウロと飛び回る小鳥を、ほうきで誘導してなんとか外に出しました。お椀を片付けた後だからよかったものの、これがお椀を乾かしている最中だったら、はじめからやり直しになるところでした。野生の鳥にはどんなばい菌がついているかわかりませんから。
まあこれも小鳥の活動が活発になる山奥の遅めの春ということで・・・。

さて、連載中の『大法輪』新刊が刊行されました。「こころと身体を養う精進料理」の 第3回の食材はもうすぐ旬になるトマトです。トマトというとどうしても洋風食材のイメージが強く、あまり和風精進料理に合わないような気がしますよね、そこをどうクリアーして用いていくか、そこらへんについての意見を書きました。
是非手にとってご覧下さい。

掲載されている料理は大法輪閣のホームページで見ることができます。

記事が気に入ったら是非SNSでアクションをお願いします☆