ここのところ兵糧丸の情報を求めて当ブログにお越し下さる方が増えており、真田丸関連の情報が世間でとても注目されていることを再認識しています。
そんな中真田兵糧丸、最後の紹介となるのは「ほたかや」さんの「みそと木の実の兵糧丸」です。当初、真田家の家紋、六文銭にちなんで沼田市内六店舗によりスタートした兵糧丸ですが、ほたかやさん作の兵糧丸は少し遅れて7月上旬に発表されました。そのため沼田市の兵糧丸紹介ページやパンフレットには掲載されていない、いわば隠れキャラ的な存在です。ゲームでの隠れキャラはビックリ要素・レア要素・高価値であることが多いわけで、ほたかやさんの兵糧丸もまさに秘密の隠し球的なおいしさに溢れています。
ほたかやさんの本業?は菓子店ではなく「みそまんじゅう」屋さんです。みそまんじゅうは群馬県人にとっては幼少期から慣れ親しんで育つソウルフードで、ひと言では説明しにくいほど奥深い食べ物のため、また後日みそまんじゅう単独でスポットを当てて紹介する予定です。
まあひと言で言えば、串に刺したやわらかいふわふわのパンのような生地を炭火で焼いて、味噌ダレを塗って少し焦げ目をつけて食べるとっても美味しい食べ物です。
ほたかやさんは以前は白沢町の店舗で営業していましたが、確認したところ今は店舗営業をせず、さまざまなイベント会場などに出店してみそまんじゅうを広める姿勢で営業なさっているそうです。ちなみに下の写真は昨年の春、沼田市の霊峰、天狗のお寺迦葉山弥勒寺で十年に一度行われた秘仏大開帳の際に出店していたときのものです。
自宅で楽しめるお土産セットも用意されています。
ほたかやさんは、この「みそまんじゅう」のテイストを兵糧丸に凝縮しました。これはまさに他の兵糧丸とはかなり味わいが異なる独特の味わいです。菓子店ではなくみそまんじゅう屋さんが作った、異業種の発想力をつよく感じます。
味噌のパンチ力は非常に強力です。日本人の舌に合いますね・・・お菓子というよりも主食として食べてしまえるような・・・強烈な自己主張を感じる仕上がりです。
パッケージは6個まとめて透明ビニールに包まれているのですが、さらにその中に、製品をかぶすようにして薄いラップフィルムがふわっと載せてあります。これもまた他の兵糧丸とは異なる方式ですね。食べ残した際に、このフィルムをかぶせておけば風味を保つことができるのでとても便利です。まあ、みそまんじゅう好きな群馬県人の場合、一度口にしたら6個食べてしまうことは必至なので残らないとは思いますが・・・。それほどやみつきになる味です。
表面にはほたかやさんがみそまんじゅう作りで長年工夫し伝えてきた秘伝の味噌ダレが塗られ、開けたとたんに味噌の良い香りが漂います。トップにはブルーベリーがあしらわれ、味噌の和風の中に果実の洋風なテイストが絶妙にミックスされています。口にふくむと、全体的にしっとりやわらかな食感に、味噌の甘しょっぱいうま味が広がり、ほんの少しフルーティさがアクセントとなり飽きません。中の生地にもブルーベリーが練り込まれているようです。
まさに兵糧丸紹介を〆るにふさわしいお薦めの味です。
なお兵糧丸キャンペーンは今月中、残りわずかの開催です。私もこれから応募します、是非皆さんもご参加下さい。