お供え膳

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季節の精進料理

胡瓜と柑橘の胡麻酢あえ_令和元年お盆のお供え膳

今年は七月中は涼しい曇りの日が続き、夏とは思えないような低気温となりました。過ごしやすかったのは良いのですが作物にはよろしくなく、自家農園畑の胡瓜は日照不足・気温不足で良い実がならない状況が続き、市場価格もかなり高めでした。 しかし八月に入るとうってかわって超高温の日々となり、例年同様群馬県が日本最高気温を出す日もあるなどとても良い天気の毎日となりました。そのため胡瓜や大葉もグングンと育ち、良い実がなって市場価格も落ち着いてきました。 胡瓜は体温を下げる効果もあるため夏には欠かせない食材です。鮮やかな緑色は彩りもよく、複数献立を考える際は色合いのアクセントとしても積極的に加えたい食材です。 また大葉はその個性が強い風味によって、暑い日が続き食欲が落ちがちな時期には特に食欲増進効果も期待できます。ただし個性が強いと言うことは悪く言えばクセでもあるわけで、好みによって大葉のアクをどの程度抜くかがポイントになります。 しめじを加えることで、うまみと、食感に変化をつけることができます。また米酢の酸味を補い、彩りを良くするために柑橘類を加えると良いでしょう。種類はなんでもかまいません。 酢を加えた料理は、時間が経つと食材の色合いが変わってしまいます。その分味が染みるのですから悪いわけではないのですが、特にお供え膳や来客のもてなしのように見栄えも気にしたい状況の場合は、酢を供す直前にかけるようにすると良いでしょう。
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みょうがの味噌漬_令和元年お盆のお供え膳

シャキッとした食感と独特の風味が魅力的なみょうがの旬は秋ですが、夏の素麺の薬味としても人気が高いため、今ぐらいから天然物が市場に出回ります。今年のように暑い夏には輪切りにして味噌汁や麺類にまぶすだけでも落ちがちな食欲を刺激することができ重宝します。 今回はこのみょうがを味噌漬けにしてみます。七月盆のレ献立例では初心者向きをコンセプトとしているためカンタンにできる献立を中心にしましたが、八月盆は料理好きの方やベテランでも満足できるように少し手の込んだ献立を毎年紹介しています。そのため漬物も七月はすぐに漬け上がる浅漬を紹介しましたが今回は比較的じっくり漬ける味噌漬です。少なくとも丸一日、できれば三日以上漬けて頂くことで味噌の深い風味が染みこんで非常に美味しい味わいを楽しむことができます。時間が無くて一日しか漬ける時間が無い場合は、みょうがを刻んで盛り付けたら味噌をうつわに添えて、からめるようにして食べれば漬け時間の不足を補うことができます。 味噌はなるべく塩気の少ない、甘めの味噌が良いでしょう。しょっぱい味噌を使う場合は、砂糖を増やして調整します。 ○みょうがの味噌漬のレシピと調理手順
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煮汁の味付けご飯_令和元年7月盆の

 精進料理ではなるべく無駄を出さずに食材を使い切ります。煮物に使った煮汁も同様で、そのまま捨ててしまうのではなくなんとかしてリサイクル・再利用・流用できないか工夫します。もちろんそうはいっても利用できない場合もありますが、よく使うのが煮物を作るために作った煮汁をご飯を炊く際に混ぜ込む「味付きご飯」です。これは・・・まずはずれることなく美味しく仕上がります。今回は味をはっきり理解してもらうために何も具を入れませんでしたが、煮崩れた煮物のカスや端材などを加えることも良くあります。大根の汁のようなあっさり系の味、厚揚げのようなコッテリ系、少し油分が加わった煮汁など、煮物の傾向によって仕上がりが変わります。今回は両方を混ぜる形で紹介しましたが、お好みによってどちらか片方だけにしても良いですし、また薄くしたり濃くしたりするのも自由です。肝心なことは煮汁も無駄にしないようにするという心構えです。お盆のお供え膳として、みほとけの教えを実践する精進料理は最適だと思います。そしてなおかつ美味しく仕上がるという、もういうことない一品です。煮汁だけだと少し薄くて物足りないという方はしょうゆを適宜加えると良いでしょう。
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基本の煮物三品_令和元年7月盆の精進料理お供え膳

「煮物」は精進料理の基本中の基本です。長く火を通すことで衛生的にも安全ですし、少し長く持たせることができます。大きくゴロっとした仕上げをすることで腹持ちが良くなり、献立の中心的役割を果たします。そのため煮物はもてなし献立のメインディッシュとして扱われます。 一品だけ場合もあれば、2種盛り、3種盛り、5種盛り、7種盛りと状況に応じて増減させてかまいません。品数が増えるほど、格式の高いもてなし料理となります。組合わせる際は硬いものと柔らかいもの、あっさりしたものとコクがあるもの、色合いなどの取り合わせを考えて相性の良いものを合わせます。今回はお供え膳として一般的な3種盛りを紹介しますが、一般のご家庭ではガスコンロの数にも限りがあるでしょう。何種類も同時に作るのが難しければ、大根だけとか、大根といんげんとか、適宜減らしていただいてかまいません。 煮物は面倒だと敬遠されがちですが、今回紹介した具材は火加減にさえ注意すれば煮崩れることもなく、失敗が少ない調理法でもあります。慣れれば似ている間に他の調理を進めることができるようになるでしょう。ぜひ挑戦してみてください。
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令和元年七月盆のお供え精進料理膳、初心者基礎向け編はじめます

○令和初のお盆  平成から令和となり、この夏はじめてのお盆を迎えます。 元号が変わったからといって特別何か今までと変わったことをする必要はありません。しかしこうした節目をきっかけに、もし仮に今まで少しおろそかにしていた部分があれば襟を正す機会とし、またこれまでも充分丁寧につとめていたとしてもより一層励もうとする心の区切りとしてとらえることは大切だと思います。 そこで典座ネットでは今までも紹介してきた精進料理のお供え膳企画を、令和を迎えた今年もより丁寧に紹介していきます。 ここ数年、典座ネットでは七月のお盆には初心者向けの基本的な精進料理を題材としてきました。今回もふだんあまり料理をしない方でもわかりやすいように、比較的失敗しにくい初心者向けの献立を題材にして、手順写真を多く載せて取り組みやすいように工夫しました。 是非参考にしていただき、七月盆には心のこもったお供え膳を用意して、亡き大切な方やご先祖様の御霊にお供えしていただければ幸いです。 なお七月盆のお盆棚などの用意については以下の過去の記事などをご参照下さい。  仏壇前に設けるお盆棚の作法その1  仏壇前に設けるお盆棚の作法その2  お供え膳の基本知識と配置図  お供え膳のご飯の盛り方  平成三十年七月盆のお供え膳 また八月になりましたら少し応用的な精進料理お供え膳を紹介致します。
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