典座和尚のひとりごと

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典座和尚のひとりごと

大本山永平寺 建築中の柏樹關とお薦めのお土産

永平寺の門前に、現在「柏樹關(はくじゅかん)」と呼ばれる宿泊施設が建設されています。永平寺に向かって右手側に川が流れており、その向こう岸に「柏樹庵(はくじゅあん)」という塔頭がありました。柏樹庵の尼僧さんが私と同じ日に永平寺で瑞世の法要をなさったご縁で、修行中何度かお茶を飲みに行った記憶があります。 現在永平寺の門前街が諸々整備されておりますが、その一環として川岸をきれいに調え、柏樹庵も一度解体してその跡地に建築されているのです。
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大本山永平寺参拝 細部の見どころH30版

永平寺をお参りしてきました。 最近永平寺にも待望の公式サイトが設けられ、また諸々の観光情報誌等で頻繁に紹介されているため永平寺を訪れる方にとっての情報が増えておりますが、今回はあまり他では載せられていない、知らずにいたらつい気が付かず通りすぎてしまいがちな小ネタ的情報をいくつかお伝えしたいと思います。お参りに行く方の参考になれば幸いです。
典座和尚のひとりごと

寺族さん向けの精進料理研修を行いました

千葉県の曹洞宗寺院から依頼を受け、精進料理研修の講師をつとめました。 依頼主は千葉県の教区長老師です。主に教区内寺院の寺族さんや役員さん、若手僧侶を対象として、馴染み深い精進料理と供養の心について学ぶ場を設けたいとの主旨でした。 ふだんお寺では寺族さんが精進料理を担当することが多いと思いますが、寺族さん自身が永平寺や總持寺など本場の精進料理がどう作られているかを知る機会というのはあまりない思います。自己流の精進料理と、ご本山などの修行道場での精進料理とではどう調理法が違うのだろう、という御興味をもっておられる方も多いことでしょう。
典座和尚のひとりごと

典座和尚の出張法話

県内某寺院から依頼を受け、説法を行いました。 ほとんどのお寺で、毎年日を決め、恒例法要が行われています。たとえばそのお寺を開いた御開山さまを追悼する法要であったり、お檀家さんのご先祖様を供養する合同供養祭だったり、願いごとを祈願する大般若祈祷会だったりと、その内容はさまざまですが、せっかくお檀家さんがお寺に集まるからということで、仏法に親しんだり、教義を理解したり、より良く生きるための力にして欲しいという主旨で法要の前や後に法話を聞いて頂くお寺がたくさんあります。 そういった大行事の際には、その寺の住職が自分で法話をすることはまず不可能です。なぜならば大勢のお檀家さんや、法要を手伝ってくれる和尚さん方が大勢くるため、その応対やら、お檀家さんの挨拶や相談、当日急に依頼される卒塔婆やお札の用意等々。ですから法話は他の寺の和尚さんに依頼する場合がほとんどです。 私も曹洞宗の布教師として、よく依頼を受けますが、近年、食に関するお檀家さんの意識も非常に高くなってきているためか、ありがたいことに出番が増えております。もちろん食に関する法話だけでなく、事前の調整により依頼主の要望により幅広いテーマでの法話を行います。 今回の法要は「施食会」亡き人々を幅広く供養する法要です。なぜ食を布施することが亡き人の供養になるのか、法要の主旨と、どんな心で参列し、焼香すべきか、また家庭ではその心をどう実践すれば良いかについてお話しさせていただきました。
典座への道(精進料理基礎指南)

舞茸ごはん_平成三十年秋彼岸のお供え膳

 山で生えているのを見つけた人が嬉しさのあまり踊り出すほど美味しいと言われる舞茸。先端部分が踊りを踊る人の手のようだから、という説もありますが、踊り出すほど美味しいというのは本当です。野生の舞茸は険しい山の奥地でないと自生していない、とても貴重なキノコです。  現在は栽培することが可能になり、流通している舞茸のほとんどが工場で管理生産されたもので、いつでも安価に入手できるようになりました。一生に何度かしか口にできない野生のものに比べたらそれはまあ別物ではありますが、その分手軽に何度でも料理に使うことができるのはありがたいことです。舞茸は健康によい成分を多く含んでいます。是非健康長寿のためにも普段の食生活に取りいれていただきたい食材です。  群馬県北部は舞茸の一大生産地で、当寺の近くでも生産されています。そのため「舞茸ごはん」はこのあたりの伝統的ごちそう料理です。お彼岸やお盆に舞茸ごはんを作る家もたくさんあります。 また観光客向けの「舞茸弁当」も市販されていて、尾瀬登山の方が朝当地に立ち寄って舞茸弁当を入手し、尾瀬に登って絶景を眺めながらお昼ごはんにいただくのが定番となっています。市販の舞茸弁当には、味をつけるために鳥肉や豚肉、またウズラの卵などが使われていますが、今回は昔ながらの精進料理としての舞茸ごはんを紹介します。 甘味を強くした田舎風の味付けにしてありますが、薄味が好みの方はしょうゆと砂糖の量を減らして下さい。また舞茸だけだと食味に飽きが出てしまうため、肉の代わりに濃い目に味付けしたきんぴらごぼうを添えました。味に統一性を持たせるため、舞茸を下煮した煮汁を流用してきんぴらに味つけします。きんぴらごぼうはご飯と混ぜずに、添えるように上載せしてもよいでしょう。またウズラの卵の替わりはぎんなんです。きんぴらごぼうを載せずに舞茸だけを多めに使っても良いですし、時期によっては、ぎんなん無しでもかまいません。また餅米を使って舞茸おこわにしてもよいでしょう。 
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