節分豆を使った一汁三菜精進料理六品

節分豆を使った一汁三菜精進料理六品

節分豆を使った一汁三菜精進料理六品

節分豆を使った一汁三菜精進料理六品を紹介致しました。

飯椀 節分豆の炊き込みご飯

汁椀 節分大豆のスープ

香菜 大豆のピクルス

平椀 節分豆の飛竜頭

坪椀 レンコンと大豆のアボカドわさびあえ

膳皿 節分豆のかき揚げ

調理法は各紹介記事をご参照下さい。なおレシピ中に出てくる「節分の豆」とは、そのままポリポリ食べることができるように大豆を蒸したり煎ったりして加熱した状態の豆を差します。生のままの乾燥大豆はそのままでは固くて食べることはできません。寺社仏閣によっては、まるっきり生のままの大豆を投げるところもあるかもしれませんのでお気をつけ下さい。もちろん各料理は大豆を加えずとも美味しく仕上げることができます。

これは完全な私論ですが。私は食べ物を投げてそのまま捨ててしまうという行為に、非常に抵抗を感じます。まあ節分の伝統行事として行われているわけで、厄払いや招福の意味であることは充分わかりますし、それをなさる方を強く批判するつもりはありません。しかしやはり、食べ物を投げてそのまま地面に放置し、後で掃除して捨てられてしまうことには違和感を覚えます。節分の豆まき自体は良い風習だと思いますが、その豆を集めてすすぎ、水で戻して料理に利用してはどうかと提案したいのです。

食材の命を無駄にせず、感謝して活かしきるのが精進料理の心です。放り投げられた豆を使うことは衛生的に嫌だと思うかも知れません。もちろん投げる場所の環境にもよると思いますが、紹介した料理はどれも一度水で戻してふやかしてから使うため、水で戻す際によくすすいで異物をより分けてから水に浸ければ、衛生的に問題はありません。それよりも、食べ物を無駄にしてしまう罪悪感から解放されるという心の安らかさの方が遥かに良いと思います。

節分を迎え、これから少しずつ暖かい春に向かって季節が動き始めますね。良き春がやってくるように精進を怠らず毎日励みたいと思います。

節分豆を使った一汁三菜精進料理六品

節分の精進料理

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