当ブログで参加者募集の案内を掲載していた、千葉県銚子市にある浄土真宗寶満寺さまで婦人会精進料理教室が開催され、講師をつとめました。
群馬から東京方面へは今まで何度も料理教室や講演などで移動していますし、永平寺東京別院時代は千葉へも何度も行ったことがあります。そのため依頼を受けた時は、千葉県なら群馬からそれほど遠くないだろうとあまり深く考えずにいました。しかし直前に交通経路を調べてみると・・・銚子は千葉の最東端、思った以上に遠い道のりでした。
当初は早朝出発して日帰りのつもりでしたがそれはさすがに危険なので前日に現地入り。
まずは駅前にあった地元の直売所を覗き、どんな野菜が旬を迎えているかチェックします。
もうトウモロコシが売られていてビックリ。群馬では8月が旬で、まだ地元では畑に小さな実すらなっていません。千葉ではもう出荷ピークを過ぎたとのこと。ほかにもブルーベリーなど、高地ではまだまだこれから出始める野菜がたくさん並んでいます。やはり野菜類は地域差が大きいですね、それだけ暖かいということです。勉強になります。
お世話になった宿は銚子の中でも最東端、海岸沿いの岬です。海水でしょっぱいお風呂からは灯台のあかりが見える最高の景色に長旅の疲れが癒されました。
翌朝早起きして宿周辺の海辺でウオーキング。あいにく曇天で少し雨がパラついていましたが海がない群馬人にとって、汐の香りを楽しみながら海岸沿いを歩くのはとても良い気分です。
昨晩お風呂から見えた灯台まで歩いてみました。日本の東端、最も早く日の出が拝めるという犬吠埼の灯台です。
灯台の内部上まで登って見学出来るようでしたが、残念ながら早朝のため開いていませんでした。しばらく灯台が見える岬のコンクリートで海を眺めながら朝坐禅。押し寄せては引いていく、波打ち際のリズムと海風が最高の居心地でした。いつまでも大自然のパワーを充電していたいところですがあまりゆっくりしてはいられません。晴れ間が見えてきたので宿に戻り、ここから車で10分ほどの会場となるお寺にむかっていよいよ精進料理教室の開始です。
