アスパラガスの炒めおろしあえ_令和二年八月盆の精進料理お供え膳

アスパラガスの炒めおろしあえ

アスパラガスの炒めおろしあえ

○アスパラガスの炒めおろしあえの魅力と特徴

この時期のアスパラガスは柔らかく、皮をむかずともそのまま料理できます。たまに太くて堅いものもありますが、その場合斜め切りの厚さを薄くすれば問題ありません。それにこのレシピはゆでるのではなく炒めるため、アスパラガスの甘みがより引き立ち、また堅いアスパラガスでも気にならず頂けます。

炒めものの油分が、大根おろしの辛みを少しマイルドに中和してくれる効果もありますが、あまり油を多く使いすぎない方がサッパリ仕上がります。

暑くて食欲が落ちがちな時期なので、大根おろしの辛味成分でサッパリとしたおろしあえを献立に加えると、全体のバランスをうまく取り食欲を刺激することができます。またおろし大根の消化酵素が疲れた胃腸を調えてくれる効果も期待できます。

きくらげを加えることでプニプニした食感が加わり、味に変化が出ます。干しキクラゲは中華材料の棚にあることが多いですが、無理して揃えずとも、椎茸やシメジなど他のキノコで代用してもかまいません。

なお今回のお供え膳では主食に麺を用意していますが、たとえばそうめんなどにこのおろしあえをかけていただくのもとても美味しいと思います。

○アスパラガスの炒めおろしあえの調理手順とレシピ

1 大根200gをすりおろします。きれいな大根なら皮はむかなくて良いと思いますが、気になる方は剥いてください。

アスパラガスの炒めおろしあえ_調理手順

2 黒木クラゲ5gほどを多めのぬるま湯に十五分以上浸けて戻します。思ったよりも多く膨らむので量にご注意下さい。

アスパラガスの炒めおろしあえ_調理手順

アスパラガスの炒めおろしあえ_調理手順

アスパラガスの炒めおろしあえ_調理手順

3 プニプニ状態になったら、細かく刻みます。

アスパラガスの炒めおろしあえ_調理手順

4 アスパラガス40gを切ります。先のあたりは3センチほどに切り落とし、茎は皮のまま厚さ5ミリ以下で斜め薄切りにします。根元まで全て使えますが、もしあまりにも堅いようなら根元のあたりは皮をむいて下さい。

アスパラガスの炒めおろしあえ_調理手順

5 みょうが2本を輪切りにし、多めの水に5分ほど浸け、水を切ります。

アスパラガスの炒めおろしあえ_調理手順

6 プチトマト2~3個のへたを取り、縦1/4に切ります。

アスパラガスの炒めおろしあえ_調理手順

7 フライパンに油小さじ1~2程度を敷き、3と4を炒めます。

アスパラガスの炒めおろしあえ_調理手順

8 油が行き渡ったら、酒大さじ1と塩小さじ1/3ほどを加え、アスパラがしんなりするくらいまで1分ほど中火で炒めます。

アスパラガスの炒めおろしあえ_調理手順

酒の水分がほとんど無くなったら火を止めて冷まします。

アスパラガスの炒めおろしあえ_調理手順

9 5,6,8を1の大根おろしであえます。

アスパラガスの炒めおろしあえ_調理手順

アスパラガスの炒めおろしあえ

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