みょうがの味噌漬_令和元年お盆のお供え膳

みょうがの味噌漬 レシピ

みょうがの味噌漬 レシピ

○みょうがの味噌漬の魅力と特徴

シャキッとした食感と独特の風味が魅力的なみょうがの旬は秋ですが、夏の素麺の薬味としても人気が高いため、今ぐらいから天然物が市場に出回ります。今年のように暑い夏には輪切りにして味噌汁や麺類にまぶすだけでも落ちがちな食欲を刺激することができ重宝します。

今回はこのみょうがを味噌漬けにしてみます。七月盆のレ献立例では初心者向きをコンセプトとしているためカンタンにできる献立を中心にしましたが、八月盆は料理好きの方やベテランでも満足できるように少し手の込んだ献立を毎年紹介しています。そのため漬物も七月はすぐに漬け上がる浅漬を紹介しましたが今回は比較的じっくり漬ける味噌漬です。少なくとも丸一日、できれば三日以上漬けて頂くことで味噌の深い風味が染みこんで非常に美味しい味わいを楽しむことができます。時間が無くて一日しか漬ける時間が無い場合は、みょうがを刻んで盛り付けたら味噌をうつわに添えて、からめるようにして食べれば漬け時間の不足を補うことができます。

味噌はなるべく塩気の少ない、甘めの味噌が良いでしょう。しょっぱい味噌を使う場合は、砂糖を増やして調整します。今回の量は区切りが良い味噌200gの分量ですが、みょうがの量に応じて味噌地の量を増減させて下さい。

○みょうがの味噌漬のレシピと調理手順

1 みょうが100g(5本程度)を良く洗って汚れや泥を落とし、水気を拭き取ります。

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2 パットに並べ、塩小さじ1をふりまぶします。

みょうがの味噌漬 レシピ

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塩が全体に行き渡るように、5分おきくらいにしごいたりもんであげます。

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3 小鍋に酒大さじ4、みりん大さじ2、砂糖小さじ2~3を加えてひと煮立ちさせてアルコール分を飛ばします。

みょうがの味噌漬 レシピ

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4 みそ200gを加え、溶き混ぜます。味噌がよく混ざったら冷ましておきます。

みょうがの味噌漬 レシピ  みょうがの味噌漬 レシピ

5 さきほどのみょうがが、15分ほどおくと塩の作用で水分が出て柔らかくなってきます。クッキングペーパーで塩と水気を拭き取ります。

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6 みょうがを容器に移します。なるべくみょうがの量にあった容器が良いのですが、豆腐のパックが意外と役立ちます。

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7 さきほどの味噌が冷めたら容器に移してみょうがを完全に隠すようにして埋めます。1日くらい冷蔵庫で保存し、食べる際は味噌を軽くぬぐって取り除き、細切りにして盛り付けます。

みょうがの味噌漬 レシピ

長期保存可能な味噌漬なので常温で漬け込めば良いのですが、今年のような暑い夏で、都市部のマンションなど、留守中に部屋が高温になってしまう場合は冷蔵庫で漬け込むと良いでしょう。

みょうがの味噌漬 レシピ 二日くらい漬けるとこんな感じでみょうがが一回り小さくなり、味もしっかり染みこみます。漬け具合は好みと調理可能時間によって変えてください。

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