うどのくるみ味噌あえ

うどのくるみ味噌和合_精進料理

続いては少し手間をかけたうどの精進料理です。

はじめに「くるみ味噌」を作ります。

うどの精進料理_くるみ味噌和合

1 むきくるみ30gを包丁で細かく刻みます。仕上がりの食感に関わってくるので、どの程度細かくするかはお好みでかまいません。

うどの精進料理_くるみ味噌和合

2 フライパンに油小さじ2を敷いて加熱し、油が温まったら味噌大さじ2を加えて溶かし混ぜます。味噌はなるべく塩気が少ないものを選び、できれば性質が大きく違う2種を混ぜて使うと味が深くなります。

うどの精進料理_くるみ味噌和合 うどの精進料理_くるみ味噌和合

3 昆布ダシ大さじ2、酒大さじ1、みりん小さじ2、砂糖小さじ1を加えて弱火~中火で加熱しながら木へらで混ぜます。

うどの精進料理_くるみ味噌和合

4 味噌や砂糖が溶け、温度が上がってくるとこんな感じで沸騰してくるので弱火に落とし、焦げないようによく混ぜながらさらに煮詰める感じで加熱します。

うどの精進料理_くるみ味噌和合

うどの精進料理_くるみ味噌和合

5 これくらい粘度が高く煮詰まったらきざんだくるみを加えてさらに混ぜあげます

うどの精進料理_くるみ味噌和合 うどの精進料理_くるみ味噌和合

6 くるみ味噌仕上がりました。今回のように少量だとフライパンの面積に対し少なすぎて焦げやすくなるので火加減とかき混ぜ具合が少し難しいと思います。なるべく焦げにくい材質のフライパンを使うと良いでしょう。冷や奴にかけたり、あったかいご飯に載せてもおいしいので多めに作って保存することをお薦めします。

うどの精進料理_くるみ味噌和合

7 下処理の回で紹介したうどの身の短冊切りとあえ、しばらくおいて味をなじませたらできあがりです。今回はくるみをある程度大きく刻んで、ざっくりしたくるみの食感と風味を強調する仕上がりにしました。

うどの精進料理

前回紹介したうどのきんぴら、今回のくるみ味噌和合はタッパに入れて冷蔵すれば、常備菜精進料理として5日は保管できます。忙しい時にちょっとおかず一品追加するのに最適です。またお茶漬けなどに載せても春の風味を手軽に味わうことができます。私はこの時期、左端のきんぴらごぼうとともに冷蔵庫に常備しています。是非お試し下さい。

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