梅干し炊き込みご飯で夏バテ知らず

毎日雨が続いていると思ったら一転して雲一つない晴天となり、暑さに慣れていない身体にはきつい天候が続いております。

こんな日に屋外で作業する際に怖いのが熱中症。水分を補給しないで汗をかくと私の場合まず頭痛がおきます。それを防ぐために水をたっぷり飲んで屋外で作業をすると汗びっしょり、午前中だけで数回シャツを替えなければいけません。
そうなると汗をたっぷりかいたおかげで身体もぐったり、ご飯時になっても食欲がない、何も食べたくないな、という気になってしまいます。
しかしだからといって軽いものばかりですませてしまうとあっという間に夏バテになってしまいます。

やはり食欲が落ちがちな夏にこそ、しっかりときちんとした食事を摂らなくてはいけません。
そこで、こんな時期には食欲を刺激するような献立を立てることが大切です。

これは私のとっておきの精進料理献立、「梅干し炊き込みご飯」です。
作り方はとっても簡単、
下の写真のように、研いだお米一合を15分くらいざるにあげた後炊飯器の釜に入れ、そこに

1 種を取り、2,3にちぎった梅干し
2 縦に半分に切り、薄く切った薄揚げ一枚
3 昆布5センチくらい
4 酒大さじ3杯
5 薄口しょうゆ小さじ2杯

を入れ、その後水を炊飯器の釜の一合の目盛りまで加えて炊飯します。

その間に、大葉一枚を細切りにし、多めの水に10分くらいさらして青臭さを抜きます。

炊きあがってご飯を蒸らしたら炊飯器のフタをあけ、昆布を取り除き、水を切った大葉をご飯に混ぜ込んで、フタを再び閉め、さらに10分ほど蒸らします。

後から梅干しを混ぜるのとは違い、梅の赤味や風味がご飯に移り、食欲倍増、ついおかわりをしてしまうほどです。また大葉の青色が目に鮮やかで涼しげなうえ、これまた風味豊かでアクセントになります。

何よりも暑さで疲れた身体に、梅干しの酸っぱさが強力に効きます。梅干しのクエン酸の疲労回復効果は歴史が証明しています。

あまり手間のかかる料理は、この時期はちょっと避けたいのが本音です。しかしこれなら時間もあまりかかりませんからご安心ください。
是非一度作ってみて下さい!

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