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揚げライスボール_2500年前お釈迦様時代の料理再現

お釈迦様の時代、すでにおかゆやご飯が食されていたことは仏典からも明かです。先行研究によれば精米技術もある程度進み、玄米でなく白米も食されていたとされます。王子として生を受けたお釈迦様は精米された白米を食べていたと推測されます。 ただしお米といってもインドで採れるお米はインディカ米、日本ではタイ米とも呼ばれる細長く、粘り気が少ないお米だったと推測できます。インディカ米は品種にも寄りますが日本のお米と違って独特の臭いが感じられるものもあり、インドや東南アジアではスープと合わせたりチャーハンのようにスパイスで炒めるなどして味を加える調理法が多く用いられます。 

全粒粉のパラータ_釈尊花祭りのお供え精進料理膳

2500年前のインドの食事、想像するとかなり遅れた原始的なものを想像するかもしれませんが、それは大きな誤りです。すでに当時、かなり豊かな食文化が展開されていたことが各種文献によって推測されています。 パラータというのは、インドや東南アジアなどでよく食されている、小麦粉などの穀物粉を水で練って薄くし、油を加えて焼いたものです。 2500年前は、当然ながら製粉技術が未発達でしたので、今のような真っ白な粉は、特別な用途では用いたでしょうが一般的ではなかったと思われます。外殻が多く混ざった黒や茶色っぽい粉だったでしょうから、現代では全粒粉を使ってみました。ふすまや胚芽、胚乳を取り除かずにすべて含んだもので、味はクリアーではありませんがむしろこちらの方が各種栄養が多く、この深い雑味もまたよいものです。