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令和元年七月盆のお供え精進料理膳、初心者基礎向け編はじめます

○令和初のお盆  平成から令和となり、この夏はじめてのお盆を迎えます。 元号が変わったからといって特別何か今までと変わったことをする必要はありません。しかしこうした節目をきっかけに、もし仮に今まで少しおろそかにしていた部分があれば襟を正す機会とし、またこれまでも充分丁寧につとめていたとしてもより一層励もうとする心の区切りとしてとらえることは大切だと思います。 そこで典座ネットでは今までも紹介してきた精進料理のお供え膳企画を、令和を迎えた今年もより丁寧に紹介していきます。 ここ数年、典座ネットでは七月のお盆には初心者向けの基本的な精進料理を題材としてきました。今回もふだんあまり料理をしない方でもわかりやすいように、比較的失敗しにくい初心者向けの献立を題材にして、手順写真を多く載せて取り組みやすいように工夫しました。 是非参考にしていただき、七月盆には心のこもったお供え膳を用意して、亡き大切な方やご先祖様の御霊にお供えしていただければ幸いです。 なお七月盆のお盆棚などの用意については以下の過去の記事などをご参照下さい。  仏壇前に設けるお盆棚の作法その1  仏壇前に設けるお盆棚の作法その2  お供え膳の基本知識と配置図  お供え膳のご飯の盛り方  平成三十年七月盆のお供え膳 また八月になりましたら少し応用的な精進料理お供え膳を紹介致します。

豆乳ヨーグルトのフルーツ添え_釈尊降誕会、花祭りの精進料理

お釈迦様の時代、家畜が飼われ、その乳が食されていました。お釈迦様は長期に渡る断食などの厳しい修行を経て、命を落とす寸前まで肉体を追い込みました。これではいけない、正しい道から遠ざかってしまっていると気付いたお釈迦様は村の娘、スジャータから乳粥の寄進を受け、体力を回復されます。その後穏やかな体調を取り戻し、悟りを開かれたのです。このエピソードからわかるとおり、お釈迦様自身は厳格なベジタリアンではありませんでした。食材によって区別するのではなく、もっと根本的な部分を重んじていたのです。しかしその後仏教が発展する中で、歴史的に植物性食材のみを用いる精進料理の思想が生まれました。そうした背景を踏まえ、今回は豆乳で作った植物性豆乳ヨーグルトを用いました。

揚げライスボール_2500年前お釈迦様時代の料理再現

お釈迦様の時代、すでにおかゆやご飯が食されていたことは仏典からも明かです。先行研究によれば精米技術もある程度進み、玄米でなく白米も食されていたとされます。王子として生を受けたお釈迦様は精米された白米を食べていたと推測されます。 ただしお米といってもインドで採れるお米はインディカ米、日本ではタイ米とも呼ばれる細長く、粘り気が少ないお米だったと推測できます。インディカ米は品種にも寄りますが日本のお米と違って独特の臭いが感じられるものもあり、インドや東南アジアではスープと合わせたりチャーハンのようにスパイスで炒めるなどして味を加える調理法が多く用いられます。